第136話について

『第136話 相馬、罠にはまる』

政宗が小田原にいる間の伊達と相馬の戦いです。
というか、政宗が惣無事を利用しての駆け込み相馬征服戦です。
留守政景の日替わりの乱舞も見てみたいですが。

マンガでは留守政景の挑発、のように描きましたが、相馬方の史料『奥相茶話記』では、相馬義胤の弟、隆胤(28歳)が血気にはやりやすい人だったのが戦の原因と書かれます。結構厳しい評です。ですが、事を起こしてしまった隆胤が、どれほどあがいて頑張って戦ったのか、父の盛胤が、隆胤がきちんと退却できたかを本当に心配したことなども書いてあります。奥相馬茶話記はシーンが目に浮かぶのと、どこでだれがどう働いたかの個人名の記載が多いのが特徴です。むかしの文章なので読みにくいかもしれませんが、翻刻資料が国会図書館からダウンロードできます。

ところで、隆胤の頬兜と前立ては創作ですが、第30話にこんな絵があります。

留守政景とは因縁の中です。
gaku-136.jpgこの日の夜に、小高城で北斗七星が見えたかどうかについては仙台市天文台に質問して教えていただきました。ありがとうございます。
ただ、実際の比率では北斗七星が判別できないので、大きめに描きました。