第140話について

『第140話 伊達の栽松院』

祖母様(ばばさま)の回です。
政宗の祖母久保姫は、磐城家の出。
久保姫若かりし頃、結婚相手を伊達にするか白川にするかで揺れた岩城家は、久保姫を白川家に嫁がせることにしました。
ところが、それに不満の伊達晴宗が嫁入りの列を襲い、久保姫を略奪した、という話があります。
当然岩城家では怒り、磐城の許しを得るために晴宗と久保姫は最初に生まれた男児を伊達の跡継ぎではなく、磐城の養嗣子にする約束をします。
そのため晴宗の長男は岩城家当主になって磐城親隆。
次男の輝宗が伊達の屋形となります。

岩城の久保姫は奥羽一の美女の名も高く、笑窪姫と書かれたりしていますが、このマンガでは、11人子供を産んだあとのキュートな祖母様として描いています。


今回身の危険を感じて姿を隠した親隆の妻は、二階堂の阿南姫の娘とされます。
だとするとこちらも栽松院久保姫の孫。gaku-1110-1.jpg名家のいとこ婚同士の夫婦というのは政宗と愛、成実と萩も同じです。
後には名を、磐城御前と呼ばれますが、これは岩城家の婦人であったためで、本当の名前がわかりません。
この女性はまた大事なところで出てきます。
ステキな名前が欲しいのですが。

原画ではここまで描いているのですが、アップにしたくてトリミングしました。私はこの全部入っている方の絵も好きです。