第149話について

『第149話 伊達が氏郷を語る』

前には「相馬が伊達を語る」がありました。149gaku-01.jpg
今回は「伊達が氏郷を語る」です。
否応なく対峙せざるを得ない相手の視点からの解説の方が、
読者にもわかりやすい気がします。
 新しく登場してきた蒲生氏郷の解説です。
氏郷は小十郎よりひとつ年上なんですね。
成実と干支が同じだったんだ...。



木村吉清がビッグプロジェクト(奥州仕置)に合わせて
新規スタッフをきちんと雇用しなかったのに対し、
氏郷は身を切って優秀なスタッフをそろえます。ここが分かれ道になりました。
ただどうなんだろう。収支は合っていたんだろうか。






さて政宗の顔が2枚。149gaku-02.jpg
マンガに使ったのは上の絵。
でも、最初に書いたのは下の方。
どうも、下の絵の1~2秒前に、「ええ?氏郷の手前でお茶?」と本気でびっくりしたんじゃないかと。
その虚を衝かれた顔が欲しくて描いたのが上の絵です。
2枚目はマンガの「いーなあ」のあたりの顔だと思って下さい。
大抵のことはかなう政宗が、本気で羨ましがっています。




飯坂の宿がこんなに立派な建物だったかというと、これは筆の勢いというのもです。
下注にも書きましたが、政宗は天正17年に落馬骨折したときには、飯坂の湯を運ばせて治療に当たっています。
149gaku-03.jpg
絵具で絵を描く人には面白いかもしれないのがこの雀。
肉眼では見える、PCの画面でも見えるけれど、印刷では潰れで真っ黒になることがあります。
提出前に何度もプリントして確かめます。この雀は結局かなり明度をあげ直して使いました。
描いたときに完成じゃない。新聞紙に印刷され、折りたたまれて圧力が加わった状態で配達され、開いた時にどうなるかを考えながら作っています。マンガの画面と比べてみてください。