番外 旧暦と西暦の換算は「こよみのページ」!

『ファシクラ伝』という漫画を描いたとき、支倉が海上で遭遇した日食の欠け具合を計算していただくのに当時の仙台市天文台の小石川先生にお助けいただきました。
この時、「政宗時代はちょうどユリウス暦からグレゴリオ暦に変わる時代なので、日付の計算には注意したほうがいい」と、暦のコピーを頂きました。
以来これをもとに作業をしているのですが、夜中にふと歴史上の暦の計算が気になることはありませんか。
ありますよね。そうです普通にあることです。あるってば。
それに、政宗を描いていると、どうも月齢が気にかかるのです。

頼りになるサイトがこちら
こよみのページ http://koyomi8.com/
ここから和暦―西暦の年月日換算、1590年代からは月齢も辿れます。
制作者の鈴木さんの御許可を得てご紹介します。
いつも有難く利用させていただいております。


政宗の誕生日はどっちだ

ところで、西暦と一口に言っても、1582年10月4日まではユリウス暦、
ここで暦が改変されました。
翌日はグレゴリオ暦の10月15日。10日間飛んでいます。
政宗誕生は1567年ですが、グレゴリオ暦はまだないのです。
永禄10年8月3日はユリウス暦で9月5日。

ところがそうすると、政宗16歳の時にユリウス暦からグレゴリオ暦に変更される西暦上で、10日間の空白が生じます。
それで、実際には存在しない1582年10月15日以前の「仮想グレゴリオ暦」のようなものをさかのぼって作り、計算上当てはめることがあります。
そういう仮想上の「西暦」だと政宗の誕生日を9月15日と書くことがあります。

西暦という言い方が大雑把なのですね。
ユリウス暦とかグレゴリオ暦とか書けばいいのですが、ややこしくなることも事実です。

これまで描いたマンガも日付を見直す必要が出てくるかも。
1582年、天正10年以前の日付ではなんかやらかしている可能性があります。どきどき。

マンガの原寸コピーを1冊足してきました。

仙台市博物館の情報資料センターでおいてくださっている『独眼竜政宗』原寸コピー、167話「トミの唄」から198話「終息、九月」までを一冊にして、足してきました。
昨年の450年展で出しておいた分の続き。
2018年6月5日分までは見られます。
葛西大崎一揆の終焉、再びの上洛、朝鮮出兵、吉野の花見、保春院出奔、秀次事件、くらいが入っています。
手もとでプリントアウトしてホチキス止めしたのでワンセットしかないけど、スーパーファイン紙使ったからきれいです。
読んでくだされ。

博物館は言って左奥のガラス扉の部屋で、受付の方に「独眼竜政宗のコピー」とお願いすると出してもらえます。
ここは入場無料。でも上の階もぜひぜひ入館料を払ってご覧くだされ。
友の会に入るととってもお得。