「私の名前を漢字で」

 去る7月28日、大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」が石巻に今年2度目の入港。市観光協会が中心となって至れり尽くせりのおもてなし。外国人観光客の評判も上々のようです。

 私もボランティア通訳として歓迎に加わりました。「かわまち交流センター」での書道の体験コーナー。石巻圏観光推進機構の書家・菅井和子さんのアシスタントです。

 「書道」は英語で calligraphy(カリグラフィ)。ただ、「墨」は Indian / Chinese ink、「筆」は brush なので、「墨と筆で書く」とすれば write with a brush and Indian ink と簡単に表すことができます。

 多くの外国人観光客が訪れ、街は大にぎわい。石卷高校の生徒たちが初めて通訳として参加していたのが頼もしく感じられました。

 この時、「書道体験コーナー」にやって来たのが、子どもと大人7人ほど。聞いてみるとデンマーク( Denmark )からの家族です。言葉はデンマーク語( Danish )ですが、英語も通じます。

 いざ始めようという時、" My name in Chinese character ? "(私の名前を漢字で?)と10代の女の子。" Caroline is my name. "(カロリーネです)。

 この名前を漢字に変換する...これは至難の技。若い女性にふさわしい字にしないと。やっと思いついたのが「香炉璃音」。皆さん、どう思いますか?

 最後に、サウジアラビアに出張した人の話。

 現地の顧客から「アシャラフ」という名前を漢字にと頼まれ、「亜西良夫」を贈ったとのこと。「アジアの西、良い夫」...まさに脱帽( Hats off ! )です。

大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)