塩釜高校ビジネス科の職場体験

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 6月28日、29日の2日間、塩釜高校ビジネス科3年の私たちは就職活動、進路活動に役立てるために、河北新報本社で職場体験をさせていただきました。

 河北新報社には全国に支社、支局、総局があり、その中での本社ということで私たちは緊張していましたが、今回の体験の担当者の佐々木さんから河北新報は創業121年、方針に周りに偏らない「不羈独立」、東北の発展と復興を望む「東北復興」を掲げ、日々新聞の制作に励んでいること、新聞が届くまでの流れを学び、私たちは毎日の新聞がたくさんの方のおかげで成り立っているのを再確認しました。特に印刷がされている映像には迫力満点でした。職場見学では、人があまりいませんでしたが、取材中だということを伝えられ、この時でも情報集めをしているのだと感動しました。報道部次長の佐々木篤さんは日頃の生活でも情報を集めるために気を配っていると真剣な表情で語ってくれました。こういったところでも仕事のために自ら行動をしているのには、私たちが家庭で行う自主学習に通ずるものがあると思い、努力は大事だと改めて知りました。整理部では一般社員の八木高寛さんに話を伺いました。八木さんは休日でも、時間があるときは雑誌などを読み、紙面で使えそうな表現を探していると語ってくれました。八木さんや篤さんに限らず、河北新報社には心がけが素晴らしい方たちがいることに私たちは衝撃を受けました。まだ初日の午前中なのに、ここまで有意義に感じるのも多くはないと私たちは思いました。  小関 蒼太

  体験初日の午後は制作部で写真の編集と、夕刊の気軽にトークの制作を行いました。家庭でも朝刊をとっていて、新聞を目にする機会は多いのですが、記者の方々が撮った写真はそのまま使うのではなく、制作部の人たちの手により紙面用に美しく見やすくするため、背景や人の顔色などの細部にこだわって加工されて、私たちの手元に届いていることを知りました。実際の加工後の写真の美しさは、一目瞭然で誰の目にも分かりやすいものでした。老若男女、様々な世代の人たちが、一目見ただけでニュースの情景を思い浮かべるには顔色の一部分にもきちんとこだわる制作部の方々の努力が不可欠だと分かりました。写真をきれいに編集する作業は、とても楽しい体験で、その体験の中でこの仕事が新聞作りにとても重要なことだと知りました。私も、どんな仕事に就いても制作部の人たちのように繊細な部分までこだわって、完璧な仕事ができる社会人になりたいと思います。 佐藤 柊馬

  制作部の見学で一番驚いた事は、読者の方へ伝わりやすい新聞となるように、細部まで気を配っていることです。写真などは一番美しく見やすいように色の補正を行います。実際に色の補正を行う体験をしました。修正する前と後では見やすさが全く違いました。私は今回の見学を通し、新聞は写真などを使うことにより、情報をより分かりやすくする事ができるところが面白いと感じました。今後は、新聞を読む際には使われている写真や図などをよく見て理解を深めたいです。  吉川あみ

  職場体験の2日目はデジタル推進室に行きました。ここで私が一番驚いた事は、河北新報社が今まで発行した新聞が管理されている部屋があったことです。河北新報社が創刊してからの新聞がたくさんありました。昭和時代に起きた三億円事件や、アポロ八号の打ち上げについての記事や、私たちが聞いたことのないお店の情報についてなど、私たちが生まれる以前の新聞を見たり、自分が生まれた日のニュースを知ることができて、とても貴重な体験をすることができました。この二日間の体験をこれからの生活に役立てられるよう頑張りたいです。  小岩亮太

  体験先のデジタル推進室では、新幹線などで流れるニュースを担当していて、記事を三十八文字以内にまとめなければならないと伺いました。一切の迷いもなくニュースの中から文字を切り取るスピードに私たちは驚きました。YahooLINEなどのオンラインニュースとして反映させるため、紙面のデータ化を行う作業も見学しました。身近にあるインターネットにも河北新報は記事を発信しており、私たちが情報を得るのに役立っていることを知りました。この2日間で得た、無駄なく短い言葉でうまく伝えることをこれからの生活に活かせればと考えています。  勝倉有希乃