NIEQ&A(6)新聞社からのゲストティーチャーは?

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Q6:新聞社の人に学校に来てもらい,授業に参加していただくことは可能なのでしょうか?

A6:はい,可能です。私は3度経験があります。   
 1度目は,新聞記事を利用した環境学習(5年家庭科)の授業を取材に来た記者とカメラマンに,児童が逆に質問をしました。ちょうど社会科で情報(新聞)について学習していたところだったので,たまたま都合よくいったケースです。カメラマンがイチロー選手に会った話に,子どもたちは目を輝かせていました。
 2度目は,6年生の新聞記事データベース(インターネット)を活用した学習をサポートしてもらうために,新聞社のデータベース担当者2名に来てもらいました。プロジェクターを使って,データベースの利用の仕方をわかりやすく解説してもらいました。しかも,期間限定ながら無料で10台使えるようにしてもらいました。この授業の後,その新聞社では,学習利用を前提として教員限定の格安料金を設定しました。子どもたちが生き生きとデータベースを利用している姿を目にした担当者が,教育現場での活用を推進しようと考えたのです。
 3度目は,5年生の総合学習の「情報探検隊」という単元で,社会科とクロスさせて新聞について学習した際,ゲストティーチャーとして大手新聞社の仙台支局長に授業をしてもらいました。ビデオや資料を使っての丁寧な授業でしたが,何よりも長年の記者としての経験に基づいた熱心な話に子どもたちはひきつけられていました。また,児童の細かな質問にも時間をかけて詳しく答えていただきました。子どもたちは,年間を通して新聞記事の切り抜きに取り組んでいましたが,この授業によりさらに新聞というメディアへの興味・関心を高めました。
 このように,新聞社が教育現場に足を運び教員と協力する姿こそがNIEの真骨頂だと考えます。しかし,残念ながら新聞社によっては社内の都合により記者の派遣を断る場合もあります。子どもたちは,授業に参加してくれた新聞社にとても親しみを持ちますので,新聞社の前向きな対応に期待したいと思います。

仙台市立黒松小学校 教諭 今藤正彦


このブログ記事について

このページは、宮城県小学校NIE実践グループが2009年8月 7日 11:16に書いたブログ記事です。

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