2006年4月29日
TITLE|図々しくも、とおりすがりのお祭りに参入
THEME|おいしい情報
あまりの好天に突然夫が「七ケ宿にいってわさび漬けを買うぞ」と言い出した。
286を通って生出橋をわたり、道は山道。遅咲きの山桜を堪能しながら一路村田町に。蔵の町として有名な町筋をゆっくりと眺めながら大河原を目指しました。
と、途中お祭りのものとおぼしい旗が。よく見れば家と家の細い道でなにやらみんながテーブルを囲んでお祭りをしている。なんだか気になって車を止めてのぞきにいきました。

みんなが楽しげに外で卓を囲んでいる

ずうずうしくも、「何をなさってるんですか?お祭り?」と闖入してみました。
そこには小さなお堂があり、中には年月を経た仏像が安置されていました。寛永の頃からお祀りしている阿弥陀如来様だそうでした。いまはお祀りする人もいなくなり、近所の方が毎年4月29日にお祭りをしているのだそう。かつては歯痛や頭痛に霊験あらたかな阿弥陀様だそうで、定義の如来様よりも位は上だとのこと。
「どこから来たの?まざっていっぱいやっていがいん」とお誘いを受け、あまりのその方たちのお人柄の良さにも惹かれて宴に混ぜていただきました。そこで頂いたのが、キビ餅。
あんこ餅です
こちらはじゅうねん餅。じゅうねんとはエゴマのことで、するのに男の方が3時間かけたというタレがかけてありました。
キビ餅を食べたのもじゅうねんのタレをいただいたのも始めて。キビ餅は軟らかくて、ふつうの餅よりも餅くさくなくて、おいしい。じゅうねんはのタレはごまタレよりもさっぱりしていて食べやすい。今話題の抗酸化物質の宝庫ですね。
このキビ餅やじゅうねんを村田町や近隣の町に広めたのがこの方。平岡喜七さん。81歳。お元気。いろいろお話を聞かせて頂きました。小さいころから粟やヒエ、麦などの雑穀を食べて育ち、若い頃は一升餅も平気だったそうです。
「今、雑穀がブームだけれど」といいましたら「いまいま食べ始めたからってすぐには体に聞く訳じゃないの」とのこと。ああ、もう遅いかしら。でも今からでも少しずつ続けのがいいのかもね。「秋の頃になったらまたきてみなさい、いろいろな作物が実るから、おもしろいよ。」と行ってくださいました。是非おたずねしなければ。
部落の方もとても楽しそうにお祭りをしていらっしゃいました。

思いもかけず、人との出会いがうれしく、おいしい食べ物にも出会えて、今日はもうこれで満足という気分になりました。

でも、わさび漬けを目指して七ヶ宿へ。
七ヶ宿湖です。山にはまだ雪が残り、桜が満開。梅もまだきれいに咲き、春、春。

目指したのはこれ。七ヶ宿町滑津の杉本さんの作っているわさび漬け。


岩のり入りと醤油漬け。
あまりよそには出していないらしく、手に入りにくいですが、これがまたわさびが効く!。
防腐剤や添加物一切なし。だから日持ちもしない。保存は冷凍庫に入れてくださいとのこと。場所は七ヶ宿のダム湖にそって10kmほど南陽市に向かった滑津というところ。部落の真ん中へんに安藤本陣というたいへん立派なお屋敷があります。そこをすぎて100m位のところにふつうの家の玄関で商っています。見落としそう。注意して走ると看板がみえます。くれぐれもお店には見えません。お家です。
今日はのわさび漬けで活きタコの刺身をたべました。居酒屋で食べるタコワサは何だったの言うくらいおいしい。半日かけて行ってきても価値のあるわさび漬けでした。
今日はうれしい出会いもあり、わさび漬けも手に入り、いいゴールデンウィーク初日でした。
投稿者 くいしんぼ : 22:42 | コメント (1) | トラックバック (0)
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コメント
通りすがりのお祭りで宴に入るとはさすがにフードライターさんの真髄を見た思いです(笑)。
こういった一声が大きな交流の一歩だと思います。せっかくのGW期間中、いろいろな人と話してみたいものですね。
投稿者 食WEB研スタッフ1号 : 2006年5月 1日 09:54
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