2008年11月23日
TITLE|「明るい食品偽装に入門」しました
THEME|Let's try!, おいしい情報
世の中偽装ばやり。
肉も、うなぎも、あんこもちも。
あげくの果ては殺虫剤入り、とはねえ。これはとんでもない話だけど。
産地偽装や中身の偽装がはやる昨今、「明るい食品偽装入門」なる本に出会いました。
実は、この著者、魚柄仁之助氏とニアミスというかすれ違ったというか、間近でお目にかかったことがあるのです。
某月某日、五橋の「三陸おさかな倶楽部」でおいしい魚を物色中なんとも風体のあやしからん男を発見。その風体たるやどう見ても「正しいルンペン」(ごめんなさい、でもいまどき珍しい風体であったことは確か)
ヒッピーといえば聞こえはよほど良いけれど、髪はインドのヨーガの仙人のよう。カーキ色のジャンバーを羽織って、もしかしたら足はサンダルがけ?だったかな?
「あの人何者?」と聞けば「食文化研究で有名な人だって」とおさかな倶楽部のプリンスがのたまう。
ひぇ~、まさか。でもまさかではなく本物でした。食育でも有名な方で、御見それいたしました。人は風体ではないなあ、感じ入ったしだい。
みなさん、うおつか とひらがなで入れて変換してみてください。ウオツカと出るはず。そう、このペンネームあの強烈なアルコールのあれなんだそうです。そして仁之助はもちろんジンですって。まあ、いかに酒を愛するお方なんでしょう。
さて本屋さんを冷やかしていたら「明るい食品偽装入門」が目に飛び込んできました。見れば著者はあの魚柄仁之助さん。おもしろそう。
おもしろかったです!この本。
とんぶりキャビア に始まり 偽装カラスミ から マツダケご飯などなど まさにおいしいものを手づくりするための「偽装」が満載。
「見た目はかなりに通っているキャビアとトンブリですから、これを見て「偽装しよう」と思わない人はよっぽどの善人か商売気のないひとであろう」という書き出しで始まっている。もちろん「よっぽどの善人」でない、食いしん坊のわたしがこれを試していないわけがなく、とうに偽装済みであったのでした。おいしいか?っていわれればほんとのことを言って本物のキャビアを味がわかるほどしっかりいただいたことは、いまだなく、パーティでカナッペなどにほんのぽっちり乗っかっているのを人の皿の下を掻い潜ってgetして味わうまもなく飲み込んでしまった経験しかないのでなんとも同じとはいいがたい。
でも、職人気質の育ちである私はにせキャビアにとどまらず、どんこの腑でフォアグラができないか、とかハム・ソーセージは自家製で、とか偽装?否自作に励んできたのでした。
「明るい偽装」とは人をだます目的で本来の原料をべつの物で代替したらそれは詐欺。
いかにして台所で手に入る原料を駆使してそれらしいおいしいものを手作りできるかにまい進すればそれは「もどきのプロ」とのこと。
そう、私も「もどき暦40年」、気合の入った「もどき人」なんですよ。ね。
さて、中に「にせカツ丼」なるものが紹介されていて、これがいわゆる「とよま丼」なんですね。
油麩は確かにトンカツに見える。でも登米では登米丼といってたなあ。奥ゆかしいね宮城人は。
魚柄さんは仙台にもしょっちゅう出没しているらしく、朝市あたりによくいるらしい。
「ニセマヨネーズ」なるものもあり、これは絶対作ってみなければ。
材料はコンデンスミルクと酢と卵黄、サラダ油、辛子など。
コンデンスミルクが不思議だけど後は普通のマヨネーズの材料。混合割合が違うけど。
このレシピはなんと昭和10年の料理の本に載っているのだそう。
ビンに入れてただ振るだけ、でマヨネーズになるのだそう。
これって今流行のそれこそ「ニセマヨネーズ(カロリーハーフだことのデフェだことのといったまがい物の)」より何ぼいいかわかりません。だって材料がはっきりしているし、変なものは何にも入らない。増粘多糖類も、アミノ酸類も、そのほかの添加物も。
ちょっと甘いらしいのが心配だけど、野菜にかけるにはかえってよいかもしれないね。
気になる方はぜひお買い求めの上お試しを。
偽装、否、もどきプロを目指して!!
魚柄仁之助さんについてはこちら→魚柄仁之助公認サイト「魚柄仁之助の食文化情報局/台所の穴」
こちらではなんと早見優さんとと魚津柄さんの写真も見れます。この写真すごく素敵にうつっている。私がお見かけした時とは別人の感ありです。さすがテレビ。
投稿者 くいしんぼ : 22:38 | コメント (0) | トラックバック (1)
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