2009年9月19日

TITLE|水あり?水なし?

THEME|おいしい情報

料理教室をしていると時々「目が点」になることがあります。

私の常識、世の中の「不」常識。

いままで何の説明もしなくても「常識」として通ってきたことが、通らない、そんなことがおきます。

みなさん、とんかつやフライを作るとき、溶き卵に水を加えますか?

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実は・・・
とんかつやフライの衣をつけるための溶き卵は、水で緩めてやらないとおいしくできません。

私は母や学校の先生から教わったし、料理本にもそう書いてあるはず・・・・と固く信じていたのですが、卵だけの人が多いという現実に遭遇してしまいました。


先日の教室でとんかつをしました。
卵は4人分で1個あれば充分、と踏んでいました。  

がっ

足らない。
ふと見ると卵がもったりとしているではありませんか。

「お水入れました?」と聞いたら

「えぇええ、水を入れるのですか?」ほとんどの参加者が、水なし派でした。

今度はこちらが「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」でした。

卵の半量程度のお水で濃度を緩めてやらないと、パン粉がうまく均等につきません。

たいていの方が水で割ったことがないそうです。
だから、いつも卵がたりなくなるのね。計算では足りるはずなのに、不思議でした。

そうか。

でも、いつころからこの常識が、不常識になっちゃたんだろう。

もっとびっくりしたのは、わが娘も「え~~水入れるの?」だって。
親の顔が見てみたい!と鏡の中のわが顔を見つめてしまいました。
う~~ん、教育が足りなかったかなあ。

100%卵の衣で作ったカツは肉の外側にまるで「薄焼き卵」がまつわりついたような、不思議な食感のものでした。


フライは揚がったパン粉の「サクッ」の下に「水溶き卵と小麦粉」が薄い膜をつくったバリアに囲まれたジューシーなお肉の柔らかさがおいしいのです。

どこで二股道を間違ってしまったんだろう、調理法(レシピ)の書き方をもっと詳しく書かないと、正しく伝わらない世の中になってしまったのかな、と考えされられてしまいました。
かつて、ほかにも千六本が通じなかったり、日本語の、料理用語のカルチャーギャップ?にびっくりしたことがありました。

「とんかつ」って家庭料理の中でもご馳走ですものね。おいしく作ってほしいですものね。

投稿者 くいしんぼ : 23:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

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