2010年2月27日

TITLE|常長様に拝謁!

THEME|季節の味

24日から東京にいってました。

いや~~~疲れた。
2日にわたって東京ビッグサイトで開催されている「厨房設備機器・フードケータリングショウ・ホテルレストランショー」を見物してきました。二日行く人もあまりいないかと思うのですけどね。

ビッグサイトは広い!

休むまもなく歩き詰めで、足はくたくた。スチコンや涼しいガス厨房機器や最新のフードカッターなどなど欲しいものばっかり。物欲の鬼のようになってしまいましたが、買えるはずもなく、見てるだけ~~。

おととし行ったときには鍋とか調理器具とかたくさん出ていたような気がするのだけれど今回は大型の機器が多く展示されていました。

寿司ロボット、餃子包みロボット、などおもしろいものもたくさん。スチコンや全自動の調理機器を使えば誰が動かしても、一応の水準の料理はできるみたいで、職人の技はどうなるのだろうかとちょっと不安を感じてしまいました。神田のよく行くイタリアンのお店のシェフが「スチコンを使うと感覚が馬鹿になるから、使わない」といってたのもなんとなく頷ける気がしました。
パンだって冷凍パン生地があって成形済みの二次発酵が済んだものを冷凍してあるので「焼くだけ」。実際はオーブンに入れてスイッチを押すだけ。高校生のバイト君でもやれるか。

本当においしい店がだんだん少なくなってしまうかもしれないと、なんだか心配になってきちゃいました。


さて、時間があったので上野の美術館をはしご。


思いがけなく「支倉常長」様の肖像画を拝んできましたよ。
東京都美術館で開催されている「ボルゲーゼ美術館展」です。

目玉はラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」なのです。
rafa1.jpg

「支倉常長像」があったのです。

hasekura2.jpg
感激です。
そこにあるとは思いもしなかったのですから。かなり大きな画でたぶん等身大よりも大きいようです。196×146cm。仙台市博物館蔵の見慣れた支倉像の写真も飾ってありました。よく見ると顔の感じが異なるものの着ている衣服の襟のレース飾りなどは同じものに見えました。

身に着けている着物は「伊達の粋!」きらびやかでかなり手の込んだ刺繍や綴れ織りなのではないかと思われる高価なもの。政宗がはるばる荒波を越えて船出する支倉に下賜したものではないのかしら。

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よくは見えないでしょうが、着物の襟の中から洋服の襟、それもレース飾りのついた白い襟が見えているのです。袖には明らかに日本の紋様「七宝つなぎ」が縫い取りされています。これは絶対日本から大事に大事に運んだものなのでしょう。

えぇとお顔は、その辺にいる普通のおじさん、顔。でも400年以上も前にはるばるローマまでたどり着いたその精神力。言葉だって簡単には通じなかっただろうし、風習もまるで違う。政宗の命を奉じて外交に命をかけた男の顔なんだなあ、と見入ってしまいました。

館を出るとき去りがたくて、もう一度階段を逆戻りしてもう一度しばらくながめてきました。

ああ、今日はいいものを見た。帰ろうか、と国立博物館では「長谷川等伯展」の看板。

これを見逃す手はないでしょうということでハシゴ。
tohaku.jpg


こちらはすごい人。ゆっくり見ることもできない。

金彩の屏風絵もよい、仏画もよい。

でも
展観の最後、「松林図屏風」は足が動かなくなってしまいました。


なんといったらよいか。

屏風から伝わる世界観・・・でもない、湿潤な松林のおそらくは海も近いところにある、松韻のさやぎが聞こえてくるような・・・・・・静謐な存在感。


見ていて涙がこぼれました。だれもいなかったら、もっと長い時間そこにいたかもしれません。一日でも見ていたいともいました。


いい!

機会があればまた見たい。国立博物館所蔵のようなのでいつでも見ることができるのかしら。


あ、食ブログでした。


ボルゲーゼ美術館展でこんなものを手に入れてきましたよ。

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プンタレッラの種です。今年はファーマーデビューです。はて上手にできるのでしょうか。

他には

tikoritane.jpg

ズッキーニといろいろなチコリのミックス種です。

ふふふ・・おいしいのができたらお慰みです。


そうそう、国立博物館では尾形光琳の「八橋図硯箱」をお買いあげ。といっても漆器などはとても手が出ませんから、クッキーの入っている缶です。でも、きれい。クッキーはあまり期待しなかったんだけど、結構おいしいクッキーでした。
korin.jpg

どうも箱好き、袋物好きの病気は治らないようです。つい買ってしまう。イカンです。

長谷川等伯展は3月22日まで。
ボルゲーゼ展は4月4日までです。

投稿者 くいしんぼ : 00:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

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