2010年11月11日

TITLE|小瀬菜大根の試食会を緊急開催します!

THEME|宮城の味, 小瀬菜大根

夏以来取り組んできた「小瀬菜大根」がいよいよ収穫期に入りました。霜がおりるまでが勝負の菜っ葉です。

15kgほど収穫してきましたので、緊急に試食会を開催することにしました。

小瀬菜についてはこのブログにいくつかの記事がありますので、カテゴリの小瀬菜大根をチェックしてみてください。

小瀬菜大根への思いとか、今後の展開については下記をご覧ください。

試食会は

日時 今週末 11月14日(日) 午後1時~ 4時くらいまで
会場 管理栄養士事務所D&Nサポートシステムズ
     仙台市宮城野区榴ヶ岡10-2 第二瑞光マンション303
     (仙台サンプラザから3分  榴ヶ岡軽体育館向かいのマンションです)
会費 500円

小瀬菜大根を葉先から根っこまですべて食べ倒しますっ!

定番 浅漬け、
サラダ
イタリア風
その他その場で「kuishinbo大河内の気まぐれメニュー」

幻の野菜を味わえるまたとない機会です。ぜひご参加ください。
とにかくおいしいんです!!!!

石巻の情熱農家さんの無農薬無肥料栽培の「ササニシキ」のご飯も用意しました。
小瀬菜の浅漬けと絶妙の取り合わせです。

参加申し込みは
info@rd-dnss.com (全角になっていますので半角に直してくださいませ)
まで。
電話は022-297-8448

ご参加をお待ちしています。

なんで小瀬菜にはまったかは下記をごらんください。

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小瀬菜大根を伝え広めるプロジェクト

管理栄養士事務所D&Nサポートシステムズ 大河内裕子

 宮城県の深部、山形県境近くにある旧小野田町(現 加美町小野田地区)に江戸時代から伝わる小瀬菜大根という作物があります。今に至るも昔ながらのままの味、姿を伝える大根で、小野田でも唯一小瀬屋敷とう非常に狭い限定された土地でした育たないという貴重なものです。今ではわずか二軒の農家でしか栽培されていません。一部では名前は有名でしたが、実物に触れる機会はほとんどない幻の野菜です。世界的な食に関する運動「スローフード協会」の活動の中の「味の箱舟」にも認定されている絶滅危惧種でもあります。

==引用開始==============================

スローフード協会の「味の箱舟」に掲載されている小瀬菜大根についての説明は下記のとおりです。

小瀬菜大根
品目名 小瀬菜ダイコン
アルカ認定日   2006年12月21日
プレシディオ認定日  未定
主な生産地      宮城県加美町

葉を食す大根は全国的にも珍しく、江戸末期から冬場の保存食として、宮城県加美町小瀬地区で栽培が続けられてきた。11月下旬に収穫後、きつめの塩で漬け込み、漬けてすぐの青々したものはもちろん、時間の経過とともにべっこう色に変わったものもまた違った味わい。一般的な大根に比べて地下部は小さく、収穫時でも手のひら程度だが、葉長は1メートルを越える。1985年(昭和60年)ごろには婦人部が生産・加工を行い直売所で販売していたが、現在では1戸の農家が自家用に生産するのみとなっており、早急な対策が求められている。
==引用終わり=============================

小瀬菜大根に寄せる思い (大河内の小瀬菜大根プロジェクトへの取り組み)
ひょんなことから始まった小瀬菜大根とのお付き合い、なぜ、話題性でもなく、計算づくでもなく、こんなに思いを寄せるかというと、ただおいしいからの一言に凝縮されます。そのおいしい野菜が絶滅寸前といわれれば何とか保存し、伝えていけないものだろうか、との思いが募ります。
現地では古漬け用の漬菜として認識されており、生で、とか野菜としてとか利用することはまるで念頭にないようでした。しかし新たな目で野菜として見てみると
葉 → 青菜として
根 → 辛み大根として
茎 → 漬菜として、あるいは生食用の野菜として多彩に利用できる魅力的なものでした。


この「新野菜」を新しい利用法を開拓し、どう販路を拡げ、流通させ、そして永続的に栽培してもらえるのかを考えなければなりません。
 また「自家採種」の種の保存も大きな課題です。わずか一握りの種が保存してあったればこそ、かの有名な「藤沢カブ」が庄内の名品として残ったことを考えると「種」を残すことは大変に意義のあることだと考えます。いま話題のCOP10の課題「生物多様性」が地球の環境を守るために大切といわれているように身近なところからできることを始めていきたいとも思います。
一消費者として、ただあれが欲しい、これを作り続けてほしい、思いついたように気ままにあれが食べたい、と言ってばかりはいられない。どのようにして栽培され、食品としての利用法、特性はどうなのかなどを知りたいと自ら栽培してみることなりました。


小瀬菜大根は植物としては
軟弱である → 葉が傷みやすい、茎が折れやすい
大根なので → 葉が黄変しやすい

などの弱点があります。また産地が遠い、収量が不安定、遠隔地なので出荷が安定的にできるかなど販売流通面での課題もたくさんあるようです。
しかし、それらの問題を軽く凌駕するだけのおいしさと面白さを持った野菜であることが何よりの魅力です。
 プロジェクトの取り組みとしてはまず手始めに、仙台の飲食店に使ってもらい名前と味をしってもらうことから始めようとおもっています。でも、何より地元小野田町、加美町の人々に地元の宝を知ってもらい、食べる機会を増やしてもらうことに取り組んでいきたいと思っています。

投稿者 くいしんぼ : 10:27