2010年11月14日

TITLE|小瀬菜大根はやはり大した野菜だった

THEME|宮城の味, 小瀬菜大根

11月14日、今日小瀬菜大根の試食会を開催しました。
急の呼びかけだったので、どのくらいの方がおいでくださるのか、心配しました。

が、

椅子が足りなくなるほどの方がおいでくださって、ありがたいことです。ま、うちの椅子の数が少ない、ってこともあるのですがね。15名のご参加でした。

スローフード・ジャパンの若生会長もお見えになり、小瀬菜についていろいろ教えてくださいました。minna1.jpg

小瀬菜を作っている早坂さんもご参加くださって、新鮮な小瀬菜を持ってきてくださいました。

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この4,5日の間に見違えるほど大きくなった小瀬菜大根。

今年は夏の猛暑による高温障害で生育がすこし遅いのと育ちもあまりよくないとのこと。今日届いた小瀬菜が本来の大きさに近い。でも背丈はやはり短いようです。

試食開始。
まずはし「しんさん」にならって切り方で味がどのように変化するかを楽しんでもらいました。
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千切り、はす切り2種。

人によって好みはさまざま。千切りがよい人もいましたが多くの人は軸の丸い背のほうを斜めにきった切り方のほうが甘みと水々さが感じられるといってました。
「これ、サラダにいいよね」とか「スティックサラダにいいね」などの声も。
その通りと思います。私からは予断を与えるようなことは何にも言ってないのに、感じることは誰しも同じことを感じるものだと思います。

次は
オリーブ炒め。
にんにくと激辛南蛮入り。これ、パルメザンチーズが妙に合うのです。もしかするとルーツはイタリア?なんてことはないとおもいます。どうも大根のルーツは中央アジアらしい。

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加熱すると少し大根葉らしい苦みが感じられます。でも大根葉はそのままでは苦くて食べられません。湯がいて水さらしをしてから油炒めをします。小瀬はその必要がありません。そのままでも十分においしいです。

サラダです。
ただ葉っぱをちぎって、レタスと合わせてオリーブ油と塩をふり、菊の花を散らしただけ。好みでワインビネガーやバルサミコ酢をかけてもらいました。

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オイルがかかると葉の青臭さが消えます。いかに青臭みがないとはいえ、やはり大根葉ですから多少の青臭みがあります。が、オリーブ油でまるで消えます。恐るべしオリーブ油。


ホテルレオパレス仙台東口店の北村シェフもご参加で、「アンチョビーは合わないよようだね」とのことでしたが、夕飯に小瀬菜をプンタレッラのサラダ風のソースでいただいたら、これがばっちり。すごくおいしい。アンチョビ系の匂いが苦手な家族が、おいしいと全部平らげてしまいました。小瀬菜のカブもとに近い部分の軸(茎)を太いものはせん切りに、鉛筆くらいの太さのものはそのまま入れました。

美味い。確かに美味い。プンタレッラがまだ手に入らない今の時期にこれはおいしい。
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ここでサプライズが。
蜂谷の餃子の蜂谷さんから小瀬菜大根入りの餃子が宅配便ど届けられました。
うれしい。試作品です。
蜂谷の餃子の蜂屋食品株式会社さんは塩竈で40年続く餃子の会社です。http://www.hachiya-foods.co.jp/index.html

安心安全に非常に気を使ったおいしい餃子を販売しています。皆さんもたぶんラーメン店などで知らずに食べているかもしれません。通信販売もしていますし、五橋の「三陸おさかな倶楽部」でもいつでも買うことができます。

早坂さんからのサンプルの小瀬菜を餃子に入れてみてくださいました。
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中は
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いつものよりも中に緑の色が濃い。

食べてみての皆さんの感想は・・・
食感が良い、しゃきしゃきした歯ごたえがおいしい。と好評でした。蜂谷さん、ありがとう。
ぜひ商品化を検討してみてください。その時は小瀬菜大根のいわれや名前が分かるようなパッケージにしてほしいです。よろしくね。

この小瀬菜大根、大根部分は捨ててる、とお話ししました。なんともったいない。私は早坂さんの後をつけて、大根を拾ってこようかというくらいこの大根がおいしい。
で、今日はタコにおろしを合わせました。
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時間がなくて近くの生協から求めた北アフリカ産のタコなのがちょっと残念。
でも薄切りにして、おろした大根をふりかけてたべていただきました。

白身の魚よりもタコに合うのです。マグロなら少し脂のおおい中トロくらいが合うと思います。

大根おろしつながりで、牛肉の焼き肉におろしを添えてみました。
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なんだかあまりおいしそうに撮れていないのが残念。

自分の主催するイベントだと写真をとるのをついつい忘れてしまうのです。

最後にご飯にはこれ、浅漬けです

やっぱり小瀬菜大根はこれ。しその実入りの浅漬けで〆。

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う~~~ん!おいしい。

今日のご飯は三陸おさかな倶楽部の津田さんから頂いた「無肥料・無農薬」のこだわりのお米。ササニシキです。ササニシキ、久しぶり。やっぱりおいしい。

この米については日を改めて報告します。


今日は生産者の早坂さん、スローフード協会の若生さん、報道関係のかた、宮城学院の食品栄養学科の先生、学生さん、レオパレスの北村シェフ、加美町の地元の栄養士さん、いつもご参加くださる常連のお客様、初めてご参加くださった方々など15名のご参加をいただきました。

本当にありがとうございました。

小瀬菜大根のよさや伝統を伝える意義が伝わったでしょうか。
わたしの立場では、このおいしい野菜が特に地元でそのよさが再認識され、早坂さんに続く作り手を見つけ繋げること、これが仕事だと思っています。これからも息長く携わっていきたいと考えています。これからも応援をお願いします。

投稿者 くいしんぼ : 21:36