2008年8月 3日
TITLE|利き酒勉強会
THEME|ガンバレ日本酒☆ガンバレ宮城の酒
「ふらっと」(河北新報社が運営する地域SNS)内で宮城の酒を応援しよう!と「みやぎの酒応援隊」というコミュニティーを結成し、早いもので1年が経ちました。
現在の参加メンバー85名。日本酒の消費量が日々低迷...といったメディアタイトルとは裏腹に、
参加メンバーの「日本酒LOVE」という気持ちをヒシヒシと感じる今日この頃...。
この1年リアルな場での活動は、定期的な県内蔵の見学とオフ会という2つをメインにして来ましたが、先月初めてコミュ内で勉強会を開催しました。
これはメンバーの方々の「もう1歩 突っ込んで形で日本酒の事が知りたい」という声に応えたもの。
なぁ~んてカッコつけてますが、実は一番話しを聞きたいのは自分なんですがね。。ハハ。

記念すべき第1回目の勉強会は「利き酒」がテーマ。
対象者も「ビギナーよりちょっと上の方」、つまり利き酒自体の経験は何度かあって、
より体系的かつ実践的に学びたい方...と呼びかけ、この日19名が集まりました。
記念すべき第1回目の勉強会で講師をお願いしたのは
宮城県酒造組合の伊藤先生!
通常は参事として東北全体の蔵元の技術相談や技術指導を担当されている超スゴイ方!
よもや我らのような一般ユーザー集団の勉強会の講師を引き受けて頂けるなんて...(感涙
いやぁ~人生 やっぱりチャレンジあるのみですね~。
まずは環境要因を含めた「利き酒」の基礎的部分のレクチャーです。
温度や容器、量、時間等の条件や利き酒をする場合の心得や方法を学びました。
そして後半は実践編。
「四基本味」の味覚テストで、甘味・酸味・塩味・苦味、そして無味の溶液5種類を識別し、
どれだけ正確に識別出来るかというもの。
いわゆる閾値と言われる舌が感じるギリギリ限界の味らしく、これがなかなか難しい~。
私は「酸味」と「苦味」が逆でした(泣)
その後は「甘み(グルコース濃度)」、そして「酸味」の順位付けテスト。
それぞれ5段階の濃度になっているのが、これまた難しい~!
伊藤先生の話しでは一般的に嫌いな味は敏感に感じ、好きな味には鈍感になりがちとの事。
参加した方々の結果には、やはりその辺が色濃く出ていたうようで、
私自身も「酸味」の結果に、かなり凹みました。。。。
最後は「利き酒」模擬体験という事で、6種類のシャッフルされたお酒をきき酒し、
自分なりのコメントを記入した上で、自分の尺度で順位付けをする、
それが種あかしされたお酒と自分の評価を比較し、自分自身の嗜好を把握するというものでした。
とにかく面白くタメになる内容に、アドレナリンがドクドクッと出まくりっ放し!!
伊藤先生ご自身、様々な鑑評会で審査員を務められており、
その際には一度に何百種類の利き酒をする必要があるとの事。
人間だからもちろん自分自身の嗜好はあるワケですが、それをキチンと把握した上で
適正にジャッチが出来る...まさにプロフェッショナルな人です。
さて実は今回の勉強会、もう1人のゲストをお呼びしていました。
伊藤強さん。
宮城県の日本酒業界では知らない方がいないという存在のこのお方...
昨年度の「利き酒選手権県大会」で優勝、おととしは準優勝で全国大会に出場し、準優勝(団体の部)と、常に輝かしい成績を修めている方なのです。
とにかく結果内容が素晴しく、予選・本選ともパーフェクト!!そうっ 全問正解なのです!!
もともとアルコールは得手ではない伊藤さんが、「利き酒」や「日本酒」の世界に何故はまり、
普段はどんな事を考えながら日本酒と接しているかを15分程お話して頂きました。
「皆さんは、何の為に利き酒をするのですか?」
これは事前打ち合せの際にも、伊藤さんに問われた言葉です。
伊藤さんご自身は「利き酒=権威の為ではなく、好きなお酒を見極めたいから」だと言います。
中でも感銘したのは、10年程前から個人的に様々な所に蔵見学を始めた伊藤さん、
当時の蔵に対してのお願いや、やり取りは「手紙」だったという事。
通常私自身が「みやぎの酒応援隊」で蔵見学のお願いをする際は、
失礼ながらメールか電話でのお願いです。
ネットも普及しておらず情報もまとまっていない時代、個々に活動されたからこそ
見えた部分も大きく、そこで得た交流も強かったと思います。
「皆さんは恵まれてますよ。」という言葉が、すごく心に残りました。
* * * * *
さぁ~て一生懸命「利き酒」の勉強した後は、実際自分の舌を使って実践実践!という事で、
美味しい地酒が揃い踏みのお店で交流会の始まり始まり~♪

横丁エキスパートのコミュメンバーセレクトで、会場となったのは、
一番町の壱貳参(いろは)横丁にある「すけぞう」。
日本酒の美味しいお店として噂に聞いていただけに、個人的には楽しみにしていました♪

今回の勉強会では女性の参加が多かったのですが、
皆さん 気持ち良いぐらい いい飲みっぷり!次々盃が空いて行きます。
何しろ伊藤先生に伊藤強さん、そして実は伊藤先生のサポートとしてご参加頂いた
宮城県産業技術センターの橋本先生という酒のスペシャリスト3名の方のお話しを伺いながらですもの♪
同じお酒が二倍三倍美味しいですぅ~!
おおっ新澤酒造の「ひと夏の恋」もありました。
ちなみにこの日の日本酒は、全て伊藤強さんセレクトでございます♪
はいっ!コチラは伊藤強さんと「すけぞう」の親方のツーショット☆
大人数もいいけど、私は次回少人数でしっぽりと訪れたいなぁ~、このお店。
それぐらい雰囲気が良かったです。魚料理も美味しいし。
恒例 最後はみんなで記念撮影☆
伊藤先生、橋本先生、伊藤強さんを囲んでパチリでございます。
いつもながらイイ笑顔。
無事1回目の勉強会を終了しましたが、早くも次回の講師と日程が決定してしまいました。
次回講師をお願いする方は、
な...なんと今回伊藤先生のサポートをして下さった宮城県産業技術センターの橋本先生!
今の「宮城の酒」を作ったというのも過言ではない、二人の先生のお話しを続けて聞けるなんて...
幸せ者です、私達!!!
伊藤先生、伊藤強さん 今回は本当にありがとうございました!!
そして橋本先生、次回の勉強会では何卒宜しくお願い致します!!
投稿者 おっかぁ : 21:50 | コメント (2) | トラックバック (0)
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コメント
あいかわらず、みなさん本当にいい笑顔ですね~!!
この次は必ず!行きたいと思います。
文中、伊藤さんの「何のために利き酒をするのか」って自分の胸の中で反芻したい言葉ですね。
実は私も浴衣で宮城の日本酒を楽しむ会を企画したのは
伊藤さんが「(廃業する蔵を見て)自分にできることは何か」という問いかけをご自身にしている文章を読んだのが少なからず影響しています。
私も自分にできる範囲で宮城の日本酒をいろいろな人に勧める活動をしていきたいです。
投稿者 ことえり : 2008年8月 4日 10:36
☆ことえりさん こんにちは~!
コメントありがとうございます!!
参加出来ずに残念でしたね~。
伊藤さんのお話しは短いながら、色んな事を考えされられる内容でした。あんなに早い時期から、1人で黙々と活動されていたのもすごいですよね。
それにも増して今回一番驚いたのは
伊藤先生、橋本先生の謙虚な姿勢です。
会場前の準備も、ほとんどお二人がセットアップされたようなもので…
本当に頭が下がりますね。。。
素晴しい方達です。
>私も自分にできる範囲で宮城の日本酒をいろいろな人に勧め
>る活動をしていきたいです。
個人個人が小さいながらも、輪を広げて行ければと思います。
頑張りましょう!!
投稿者 おっかぁ早坂 : 2008年8月 4日 16:06
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