2010年2月24日
TITLE|【ふらっと蔵探訪・第19弾】栗駒山(千田酒造)
THEME|ガンバレ日本酒☆ガンバレ宮城の酒
「ふらっと蔵見学」第19弾は「栗駒山」の千田酒造さん。
「栗駒山」という名前が象徴するように、栗駒山のふもとの町に蔵はあります。
ジャンボタクシーで高速に乗り一路栗駒へ。
何となく雪深い山の中を想像していたのですが、辿り着いた場所は意外に町の中。
看板らしいものは見当たらないこともあり、おそるおそる中へ・・・。
通常一般客には蔵見学の受け入れはしていないそうで、
貴重な体験をさせて頂いた事に感謝致します。
迎えてくださったのは「栗駒山」〔千田酒造(株)〕の千田社長です。
「栗駒山はきれいなお酒」
周辺からはそういう声をよく聞き、私自身も好きなお酒です。
今回の蔵見学では"きれいな酒たる所以"がどこから来るのかが、
非常に実感できる蔵見学でした。
何故なら酒造りにおいて、最も重視しているのが
「水への強固なこだわりと、清水へのあくなき探究心」
これに尽きるという印象を強く持ちました。
例えば
このサンダーバード風なマシーンが何かと言えば、
「ピュアウォーターシステム」なるもので、アメリカ製家庭用純水機です。
人工的に不純物を取りのぞくこの機械を、「栗駒山」では既に10年近く前から導入しており、
割り水用として使っているそうです。
何しろ仕込み水は秀峰"栗駒山麓"から流れる雪溶け水、
割水は上記のピュアウォーターで浄化した純水をイオン化したものと、
これでもか!!という程 「水」にこだわっているのです。
それ程広くないスペースにもかかわらずタンク数も多く、
「それは水用のタンク。あ それも水用ね。」と
水貯蔵タンクだけで10本以上・・・?いやもっとあったかも。
その圧倒的な多さに驚きました。
「米はどこからでも調達できるし、
蔵人も南部から呼んできたり移動できる。
だけど"水"だけは蔵を構えた周辺からしか入手できない。
その分蔵のアイデンティティーとして、水は一番大きなファクター。」という言葉が印象的でした。
日本酒の成分の80%は水。
それだけお酒の骨格を決めるのに重要なんだと、今回再認識しました。
昭和42年に道路拡張工事のため、現在の場所に移転。
それに伴い、仕込み蔵は外気の温度に左右されず、かつ作業がしやすい石蔵に。
ここでは日数違いの醪(もろみ)を見学させて頂いたわけですが、
醪の管理に関してのデリケートさにも又驚きました。
上画像の赤丸で囲んだ電磁弁は、何と0.1度まで制御する温度センサー。
業界的には0.5度刻みしかなかったものを、10年も前に導入したものだそう。
0.1度・・・醪の温度管理にはそこまでデリケートさが求められるんですね。
特に吟醸酒系のような"虚弱体質"な酵母は管理が重要とのことで、
「米の出来や天候はどうしようもないが、自分達で何とかできる術があれば徹底的に工夫する。
導入したことで酒質が安定して良くなったし、
毎年ある程度の品質を維持できるのが目標。」
目指すは酒造りのプロとして"再現性のある酒の徹底"ということになるでしょうか。
年間生産量約300石。
その1本1本を丁寧に、丁寧に、造っているなぁと感じました。
見学後
◇栗駒山 蔵の華 純米吟醸
◇栗駒山 ササニシキ 特別純米
◇栗駒山 ひとめぼれ 吟醸酒 を試飲させて頂きましたが、
実は今回の蔵見学、上記以外に「オドロキの2品」を味あわせて頂きました。
参加全員皆 初めて味わうもので、一同「え~!!」と驚嘆し、
最後は「美味しい~」と絶賛へ。
ん 言いたい・・でも言えない。お許しください。
最後はやっぱり記念撮影。
実は酒イベントで何度か千田社長のお姿をお見かけするものの、
当初はなかなかお声をかけずらく、思い切って声をかけたのが昨年初め。
結果的に1年越の蔵見学になりましたが、しみじみ伺って良かったなぁと思いました。
千田社長、お忙しい中本当にありがとうございました!!
投稿者 おっかぁ : 00:12 | コメント (2) | トラックバック (0)
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コメント
確か、まったくアルコールに興味が無い時・・・
今以上に呑めない時に少しだけ
「う、うわぁ~」
って言いながら呑んだ記憶がある日本酒です(笑)
個人的には、「ピュアウォーターシステム」にマジックの手書きで「MADE IN USA」と
書いてあったのがツボでした(笑)
酒蔵さんには多くのタンクがあると聞いたことはありましたが、水の貯蔵タンクがあるとは知りませんでした。
投稿者 かとちゃん : 2010年2月27日 09:15
☆かとちゃんさん こんにちは~!!
コメントありがとうございます!!
>マジックの手書きで「MADE IN USA」・・・
あ ほんとた。笑。
今気付きました。
結構お茶目ですね。
水タンクはホント多いなぁ~という印象を受けました。
「水 命!!!」という感じでしたね~。
投稿者 おっかぁ早坂 : 2010年2月28日 16:21
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