あるもの探しの旅

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新カテゴリー 「Piatto こぼれ話」

 昨年10月に新創刊した大人女子のためのマンスリーマガジン「Piatto(ピアット)」。Web とモバイル限定コンテンツに「こぼれ話」という人気コーナーがあります。不肖・庄イタが誌面制作を手掛けており、取材の舞台裏や誌面化できなかった情報などを「Viaggio al Mondo ~あるもん探しの旅」とは一味違った軽いタッチでまとめています。
◆ web Piatto ⇒ http://piatto.kahoku.co.jp/piatto/
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 更新ペースを上げるため、Viaggio al Mondo ~あるもん探しの旅に、新カテゴリー「Piatto こぼれ話」を新設することにしました。こちらには web Piatto の内容を少し変えてアップします。本日2月5日(土)発行の2月号では、仙台味噌を取り上げ、庄イタがふたつのこぼれ話をご披露しています。今回はそのうちのひとつから。

味噌屋さんの味噌ランチ

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 美と健康を気遣う女性にウレシイことがいっぱいある味噌の話をあれこれ伺ったのが、今年で創業157年を迎える仙台味噌の老舗「佐々重」。青葉区本町にある本店には、安心安全なこだわりの食材がさまざまに揃い、100g から量り売りしている無添加の生味噌だけでも12種類が揃います。使い道が分からなければ、てきぱきとした応対がいつも気持ちよいお店の方に相談に乗ってもらえる上、試食もできるので、店頭で味噌の味を確かめられます。

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【photo】のれんを受け継ぐ9代目、佐々木 淳一郎 社長のこだわりを形にした限定品「淳朴」(1kg2,600円・左写真)。宮城県登米市米山町産で特別栽培の認証を受けたササニシキ一等米と宮城を代表する大豆品種ミヤギシロメ一等大豆、沖縄の海塩を使用。通常の仙台味噌は大豆6:米麹4 の配合だが、5:5 の同量配合と塩分含有率11.5%の減塩化により、上品な甘味と大豆本来の旨味が味わえる。 外皮を取り除いた国産大豆と米麹を贅沢に使用、鮮やかな山吹色の甘口味噌「特吟」(1kg1,470円・右写真)

eatin_sasajyu.jpg【photo】佐々重 本店イートインスペース

 発酵食品は微生物の働きで豊富な栄養素がヒトの体に取り込まれやすく変化するのみならず、老化の原因となる活性酸素を非活性化する働きもあるといいますので、毎日の食事に積極的に取り入れることで、サビつかないピカピカの若さを保つことができるわけです。

 そこで訪れたのが、本店内にあるイートインコーナー。味噌の色で(?)統一された一角では、仙台味噌を取り入れた「特製焼きおにぎり・サラダ定食」(880円)、「特製味噌ロースカツ重定食」「特製味噌のロース焼き重定食」「極上の味噌カツサンド重セット」(各1,200円)、味噌かつ丼(1,000円・1日限定10食)といった豚肉を使ったランチが用意されます。

 豚肉と味噌は組み合わせることでさまざまなメリットがあります。味噌で漬け込んだ豚肉は、味噌のアミノ酸と酵素の働きにより、ビタミンB1などの栄養吸収が促進されます。味噌に含まれるグルタミン酸は、豚肉のイノシン酸との相乗効果で肉の旨みを増す効果があり、味噌に含まれる酵母が肉の繊維質を柔らかくする働きも。

katsudon_sasajyu.jpg【photo】限定10食の味噌かつ丼。週替わりの味噌汁や日替わりの自家製デザートも魅力

 11:30~15:00のランチタイム限定で、味噌おにぎりに味噌汁がついた「お持ち帰りセット」(300円)のほか、特製焼きおにぎり・サラダ定食以外のメニューは、テイクアウトも可能(1,000円・事前予約がベター)です。

 多くの皆さんがそうであるように、"限定"という言葉に弱い私がオーダーしたのは、味噌かつ丼。長期熟成により大豆の旨味を引き出した辛口米麹味噌の定番「本場 仙臺味噌(粒)」を挟み込んだ宮城県産もち豚を用いています。ご飯は宮城のひとめぼれ。量の加減をお好みで調整してくれます。

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【photo】佐々重 本店のベストセラー、本場仙臺味噌(粒)を宮城県産もち豚に挟み込んだ味噌かつ丼(写左真) 味噌と一緒に摂取することで野菜の栄養分が吸収されやすくなる効果が期待できる具だくさんの味噌汁(右写真)

 ワカメ・大根・豆腐・油揚げ・ネギが入った味噌汁には、食に関する造詣が深かった藩祖・伊達政宗公が、仙台城築城の際に造らせた味噌蔵「御塩礎蔵(おえんそぐら)」に由来する味噌が使われていました。辛口の「ごえんそ」は、具だくさんに負けない奥行きのあるしっかりとした風味が魅力。味噌汁は週替わりで味噌が変わるそうなので、仙台味噌のバリエーションも楽しめます。

 辛口味噌というと塩分を気にする方もおいででしょうが、一杯の味噌汁に含まれる塩分はおよそ1.4g。日本人の平均塩分摂取量である1日12~13gと比較してもさほど気になる数値ではないことはPiatto 2月号でもご紹介した通りです。

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【photo】付け合せはユズ風味の大根の浅漬けと、胡桃味噌を青シソで巻いてサッと揚げた宮城県北の伝統食しそ巻き(左写真) ほうじ茶と共に食後に供される自家製デザート。デミサイズの味噌チーズケーキ(右写真)

cake2_sasajyu.jpg【photo】ランチにセットされるのはデミサイズの味噌チーズケーキ
 
 食後のデザートには、日替わりで自家製の焼き菓子やケーキが用意されます。この日はタルト生地の上に敷かれた黒ゴマがアクセントになり、コクのあるねっとりとした蔵王産クリームチーズの旨味が、ほのかな酸味を伴う甘口味噌「みかく」とベストマッチな味噌風味のチーズケーキでした。
 
 さすがは味噌屋さん自らプロデュースするランチセットだけに、どれも味噌の風味を上手に取り入れたたものばかり。1854年(安政元年)創業の老舗・佐々重 本店さんの味噌づくしランチで味噌使いの奥深いワザを学び、味噌を使いこなしてこそ、伊達な文化が息づく城下町仙台の一人前の大人女子ですぞ。

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佐々重 本店

住:仙台市青葉区本町2-9-7
Phone:022-264-3310
営業時間:10:00~18:30
ランチ:11:30~15:00
不定休 Pあり
URL: http://www.sasaju.co.jp/index.html

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