あるもの探しの旅

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明日に向けて思うこと

 悲しみに覆い尽くされた1週間あまりが過ぎた。

「君が疲れきって無力感にさいなまれている時、瞳が涙に濡れているなら、私がぬぐい取ってあげる。辛い時だって君のそばにいるから・・・」

 心が萎えそうになる今だからこそ、ポール・サイモンが紡いだこんな歌い出しで始まる誰もが知っている曲に、ひとときだけ身を委ねてみるのもいい。

  

 アート・ガーファンクルは天使のように美しい歌声で、こうも励ましてくれる。
 「友達が必要なら、君のすぐ後ろをついてゆこう、荒れ狂う奔流に架かる橋のように、私が身を挺して不安を取り除いてあげる」 

Bridge over Troubled Water :Simon and Garfunkel
 
明日に架ける橋:サイモンとガーファンクル


 この数日、国内外を問わず多くの人々からお見舞いを頂きました。地震発生時は出張で青森にいたため、どうにかこうして生き延びています。当初は把握すらできなかった沿岸地域の被害状況が明らかになるにつれ、自然の猛威を前にした人間の無力さをイヤというほど見せつけられ、ともすると陰鬱な気持ちになります。

 M9.0という非情なまでの破壊力を持った地震と津波、追い討ちをかける東京電力福島第1原子力発電所の事故、そして送電線の先にある関東圏でも巻き起こっている物資の買い占めと物流の寸断とによるモノ不足に、最大の被災地である東北の人々は苦しみ、翻弄されています。

 震災発生後5日目にようやく無事の確認がとれた義理の父母が暮らす気仙沼地域もそうですが、本当に助けを必要としている人に、救いの手が一刻も早く差し伸べられることを願わずにはいられません。

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コメント

あまりにもすさまじい
Troubled Water

身内を亡くした方、家や財産を失った方に、慰めの言葉もかけずらいのに、
力強い答えがかえってくる時があります。
立ち向かっている人々に出来る限りの援助を。

▼親分てーへんだ様

 そうですね。健気に耐える彼らに比べればずっと恵まれているこちらが逆に励まされることがあります。

 不安に駆られながら、身動きが取れずにいる人。深い喪失感の中で、避難所に身を寄せる人。人のためにほとんど不眠不休で援助にあたる人。そんな人たちに「You raise me up ~あなたが居れば立ち上がれる」という荒川静香がトリノ五輪のエキシビジョンで使用したこの曲も贈りたいと思うわけで。 http://www.youtube.com/watch?v=b9Bi8x0XTFc

 再起に向けた決意を歌ったこの曲は、上記理由で日本では知られるCeltic Woman よりも Josh Groban バージョン http://www.youtube.com/watch?v=aJxrX42WcjQ のほうが個人的には好きなのですが、今回は信仰を持つ人でなくても勇気をもらえる「You Are Loved ~ Don't Give Up 」もぜひ届けたいので。 http://www.youtube.com/watch?v=I-G8IfjPAII

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