あるもの探しの旅

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メロンまつり 好評開催中~ ♪

青森・津軽代表 つがる市 木造産 アムさんメロン
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山形・庄内代表 酒田市 浜中産 アンデスメロン

 まだ気象庁は梅雨明けを宣言していませんが、夏本番を思わせる酷暑が東北でも続いています。ここは熱中症予防のためにも、こまめな水分補給を怠ってはなりません。とはいえ、ミネラルウオーターやスポーツドリンクばかり続いては、どこか味気ない。そこで積極的に摂取したいのが、ジューシーなフルーツです。

amu-san2014.jpg【Photo】これは7月12日に弘前で開催された品評会に出品された「アムさんメロン」。置いておくだけで、えもいわれぬ強い芳香が漂う。天候に恵まれた今年は6月5日の初競りで、秀2Lサイズ1箱(8kg入)が、過去最高となる20万円のご祝儀相場を付けた。品評会に出品されるアムさんメロンは糖度16度以上

 6月上旬~8月上旬にかけての旬を心待ちにしていたのが、時に18度を超える驚異の糖度に達する「アムさんメロン(品種名:ゆうかメロン)」。

 甘い香りに吸い寄せられるように出合った黄色味を帯びた少し風変わりな名前のメロンが放つ香りに「これは只者ではない」と直感。青森市内で購入して以来、見事にハマってしまいました。

 正直に言います。「アムさん、私はもうアナタの虜です」 ^_^;

amu2-san2014.jpg【Photo】黄色味を帯びた外皮ギリギリまで食べることができるのは完熟の証し。薄緑色のアムさんメロンの果肉は、あくまで香り高く、あくまで甘く、あくまでジューシー。その味と香りは、メロン好きには堪らないはず

 初出荷から1ヵ月あまりを経た7月10日前後に出荷のピークを迎え、そこから1週間程度の梅雨明け前が品質的には最も優れているというハウス栽培のアムさんメロン。

 五所川原の立佞武多(たちねぷた)を目当てに青森を訪れた昨年は、アムさんメロンのシーズン最終盤。そのためか、五所川原市内の某大手商業施設で購入したメロンの味には今一つ納得がゆきませんでした。

 このままで夏を終わらせるわけにはいかない!と7月中盤以降から出回るトンネル栽培の「ゆうかメロン」で溜飲を下げた経緯は、「ゆうかメロン」でリベンジマッチ(2013.9)で詳述しています。

2014-0713-a+marche.jpg【Photo】県が主催する「あおもり立志挑戦塾」と「若手農業トップランナー塾」の卒塾生が運営する産直市、あおもりマルシェ。青森の魅力発信と地産地消を通して、もっと青森が好きになる場所づくりを目指している

 弘前市で青果市場を運営する弘果弘前中央青果の統一商標「つがりあんメロン」の先陣を切るアムさんメロン。庄イタにとって絶好のリベンジマッチの機会に今年は恵まれました。それは7月13日(日)にJR新青森駅前で開催する「あおもりマルシェ」に、つがりあんメロン品評会に出品された秀品が販売されるという耳寄りな情報を、前日入りした青森市で偶然ラジオでキャッチしたからです。

a-marcato2014.7.jpg【Photo】品評会出品のアムさんメロンを目当てに午前9時のスタート時刻前に会場到着。多くの人出で賑わった9回目となる「あおもりマルシェ」会場

 「青森オリジナルメロン生産連絡協議会」で次世代育成事業を担当する同会青年部が主催する品評会。今年は22件の出品があり、荷姿(玉揃い)・形状・ネット張り・糖度・食味の5つの観点から50点満点で採点が行われました。今回で9回目の開催となるあおもりマルシェには、最優秀の金賞ほか銀賞・銅賞に輝いたアムさんメロンなど、入賞作や品評会に出品されたメロンが販売されるというではありませんか。これを見逃す手はありません。

a-marcato2014.7-1.jpg【Photo】前日に行われた品評会で、金・銀・銅の各賞や入賞を果たしたアムさんメロン(上写真)はじめ、品評会出品作(下写真)まで、いずれ劣らぬアムさんメロンが揃った第9回あおもりマルシェ

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 旧木造町(きづくりまち)出身の同僚からは、本場でメロンを購入するなら、つがる市木造近郊の生産者がメロンを持ち寄るJA直売所を薦めてもらっており、当初はそのつもりでいました。なれど品評会出品作が購入できるとあれば、予定変更です。

a-mercato2014.7-3.jpg【Photo】品評会で金賞に輝いたアムさんメロン(右写真)

 マルシェは9時開場でしたが、ラジオ放送されたこともあり、定刻前に会場入り。目指すアムさんメロンのブースでは、誇らしげに「金賞」「銀賞」・・・のタグの付いた化粧箱入りアムさんメロンが並んでいました。

 温度と水に関する徹底した品質管理のもと、1株4玉まで制限し15度以上まで糖度を高めるつがりあんメロンでも、アムさんメロンは完熟で出荷されるため日持ちせず、県外にはまず出回りません。仙台でも「アーバンデリシャス」や「ハニーゴールデン」といったつがりあんメロンは稀に見かけるものの、アムさんメロンは見たことがありません。

 割高なネット通販はさておき、味をしめた一昨年以降、地元の小売店を数軒回って相場をチェックしてありました。青森オリジナルメロン生産連絡協議会青年部の方にあれこれ質問しながら、カットされたカップメロンを味見。まだ雪が残る3月初旬に定植、5月の開花期・肥育期も安定した天候に恵まれた今年の作柄は大変良いとのこと。出品作はいずれも糖度16度以上の個体を揃えたといいます。

a-mercato2014.7-4.jpg【Photo】青森オリジナルメロン生産連絡協議会青年部の方のアドバイスを参考に、庄イタが購入した3個の跡がぽっかりと空いた青森マルシェのアムさんメロン販売ブース

 ディスプレーされたメロンは黄色味の強いものもあれば、グリーンの割合が若干強いもの、表面を覆うネットの目が細かく滑らかなもの、幾分目が浮き立ったものなど、微妙な違いがあります。登熟期間の違いによってこうした差が出るそうで、それぞれの違いによって糖度や日持ちが異なることなど、専門の立場から購入に際してのアドバイスを頂きました。

melone-amu&andes.jpg【Photo】期せずして東北のメロン産地の両雄が揃った津軽産アムさんメロン(写真右)と庄内産マスクメロン(写真左)

 9時の開場前に呼び物となる最優秀の金賞ほか入賞作を購入しては、アンフェアな抜け駆けの謗(そし)りを受けかねません。会場で購入したのは、色味の異なる出品作(1個1,000円)を3個。そして辛子漬けにすると美味な「メロン子」こと、摘果されたタカミメロン(6個入り100円)と十三湖特産の大和シジミすくい取り(1回400円)。こうして願ってもない秀品のアムさんメロンを入手したマルシェ会場では、ほかに津軽産リンゴ、サクランボ、田子ニンニクなどの青果品ほか、黒石つゆ焼きそばの飲食コーナーなど、多彩なブースが揃っていました。

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 3年目を迎え、知名度が向上したことも手伝って、主催者発表によれば物産市が開かれていた5時間で、10,000人が訪れたという今回の青森マルシェ。今年度は5回の開催を予定しており、今後は8月10日(日)・9月21日(日)・10月12日(日)13日(月・祝)に、今回と同じJR新青森駅前(無料P有)が会場となります。

【Photo】庄内砂丘産のアンデスメロンは庄イタにとって長年親しんだ味。食べる1時間前に冷蔵庫に入れ、冷え過ぎないところでパルマ産プロシュットと合わせる鉄板の組み合わせ

 果たせるかな、翌週末まで追熟期間を置いて食したアムさんメロンは、これまでの中ではピカイチの美味しさ。「糖度が高いのは概して色合いが緑がかってネットが盛り上がったアムさんですよ」と、教えて頂いたアドバイス通り。女性に接するのと同様、外見に惑わされないようにせねば、と認識を新たにしたのでした。

sweetruby&andes.jpg【Photo】今年で作付4年目となり、つがりあんメロンでは最も新しい品種、本日現在まだ追熟中の「スウィートルビー」(写真左)を購入したその日に、鶴岡在住の知人から贈られてきた庄内砂丘産アンデスメロン(写真右)

 青森オリジナルメロン生産連絡協議会の方が、アムさんメロン以外で特にお薦めのつがりあんメロンとして挙げた赤肉品種の「スウィートルビー」を、仙台で見つけて購入した先週日曜の夕刻、インターフォンで「宅急便で~す」の声が響きました。

 それは鶴岡在住の知人から贈られてきた庄内砂丘メロンではありませんか。産地は日本一の大地主といわれた酒田・本間家3代目本間光丘らが、私財を投じ、沿岸の砂が冬の強風で飛散するのを防ごうとクロマツを植林したことに端を発する見事な松林が広がる酒田市浜中。

hamanakaM_melon2007.7.jpg【Photo】海・里・山の豊富な食材が四季折々に揃う「食の都・庄内」にあって、マスクメロンの産地がここ庄内砂丘。鶴岡・湯野浜から酒田・最上川河口域までの海岸沿いの道沿いにクロマツ林とアンデスメロンや鶴姫レッドなどのメロンを栽培するハウスやトンネルが点在。クロマツ林の彼方に夕陽が沈む酒田市浜中「庄内夕日の丘オートキャンプ場」にて(上写真)、夏場の浜中では荷台いっぱいにメロンを積んだこんな軽トラと遭遇することも珍しくない(下写真)

melon_carry.jpg つがりあんメロンの一大産地である津軽半島南部の沿岸と同様、昼夜の寒暖差が大きく水はけの良い鶴岡市北部から遊佐町にかけての日本海沿岸の砂地は、土壌に余分な水分が残らないため、味が凝縮したメロンやスイカの栽培に適しています。

 届いたのはマスクメロンのオブジェがロードサイドにある庄内空港からほど近く、庄内夕陽の丘オートキャンプ場から撮影した上の1枚に写っている浜中乙に直売所がある高橋農園のアンデスメロンでした。図らずも、こうして3種類のメロンが我が家に揃い踏みしたのです。間もなく露地物の「ゆうかメロン」がベストシーズンを迎えます。そして桃で一番好きな品種「あかつき」が福島でたわわに実る本格的な夏の訪れを待つばかり。ということで、メロンまつりin SENDAI 2014、絶賛開催中!!!

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