あるもの探しの旅

« ザクロの香りで衣替え | メイン | 高貴な香り漂うお部屋はいかが? »

アンジェリーナへ捧げるラヴ・レター

Ti voglio bene con il cuore.


 Amore mio ANGELINA
 愛しのアンジェリーナ

 あなたが私のもとを去ったあの日から、待ち焦がれるのが、束の間の邂逅。

 人生はさようならの繰り返しで、その時が必ず訪れることが、
 運命(さだめ)なのだと頭で分かってはいる。それでも
 愛してやまない存在との身を切られるような別離の味は、いつもほろ苦い。

 アンジェリーナの甘い囁きに抗うことなど、私には無理な相談。
 あなたは、何処までもかぐわしく、いつも夢見心地へと誘う。

 久方ぶりに存在を身近に感じることができたこのひと月は至福の時。
 そっと寄り添い、味わう幸せに幾度となく溺れたことでしょう。
 嗚呼、それなのに再びあなたは手の届かない遠い地へと去ってしまった。

 今はただ、最後と知りつつ駆られてしまった魅惑の味を噛みしめ、
 聖夜の再会まで、夜な夜な身を焦がし続けるのだろう。

 その日まで、ずっとあなたを想ってます。
 Ti penso sempre, Tanti Baci
                                       Carlo

 イタリア男ならば、いともたやすく女性の耳元で紡ぎ出してみせるような言葉を並び立ててみました。贈る相手はパリジェンヌのアンジェリーナ。

montblanc-angelina.jpg【Photo】大方の日本人は、パリ本店と同じ大きさの「モンブラン」(税込810円)を巨大だと感じるはず。日本限定で適量のハーフサイズが「デミ・モンブラン」(税込486円)


siren-roxymusic.jpg 甘美な歌声に魅せられ、深追いした船乗りを海の底へ沈めてしまうギリシャ神話に登場するセイレーンさながらに、誘惑を断ち切る理性を失うや、体重増や体脂肪増に跳ね返って来るのが玉にキズ。綺麗な薔薇には棘がある。

【Photo】英国のバンドRoxy Musicが1975年に発表したアルバム「Siren サイレン」。バンドを率いるブライアン・フェリーの当時フィアンセだった米国人スーパーモデル、ジェリー・ホールが扮する魔性の歌姫セイレーン。移り気なジェリー・ホールは、後にミック・ジャガーに乗り換えた 

 1903年創業のパリに本店を構えるパストリー兼カフェ「ANGELINA」の支店「サロン・ド・テ・アンジェリーナ」がプランタン銀座に初出店したのが1984年。

montblanc_angelina2013.jpg サクっとした食感のメレンゲ、ふんわりとしたコクのある生クリーム、香り立つ濃密なマロンペーストが三位一体となった類い稀なモンブランの美味しさは、たちまちにして日本女性を虜にしました。それは辛党・甘党を使い分ける二刀流、庄イタも例外ではありません。

 パリ本店では、2008年にマロンペーストをリニューアル。日本でも5年前にパリ本店から輸入したマロンペーストに変更されています。

 数年前、仙台三越に出店し、庄イタが狂喜したのも束の間の儚い夢。仙台では知名度が不足していたのか、不幸にして一昨年の食品フロア改装時、悲しいかな撤退してしまいました。orz

 それからというもの、仙台では知る人ぞ知るこの絶品モンブランを購入する機会は、今回のように10月7日から11月3日まで仙台三越に出店した年1回程度の出張販売と、藤崎でクリスマスデコレーション(直径15cm 税込3,456円)を扱うシーズンに限られてしまいました(T_T)。

 アンジェリーナ、だから声を大にしてこう叫ぶのです。

 Venez à SENDAI s'il vous plaît !!!!!
 カムバック・センダイ・プリーズ !!!!!

 自分のもとを去った恋人カタリを追慕するナポリ歌曲が〝Core 'ngrato(邦題:「カタリ・カタリ(つれない心)」)。ここは「カタリ」を「アンジェリーナ」と読み替え、シチリアが生んだ往年の名テノール、ジュゼッペ・ディ・ステファノの切ない絶唱を庄イタの心の叫びとしてお聞きください。

 未練タラタラ。なぁーんてね。


baner_decobanner.gif
ブログランキング・にほんブログ村へ

Luglio 2018
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

archive.gif

Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.