河北新報

2012年6月11日

【ソーシャル, ブログあれこれ】

「聞き書き」が記録する震災 「鎮魂と再生」 

chinkon02.jpg 「東北学」を提起してきた赤坂憲雄さん=学習院大学教授、福島県立博物館長、遠野文化研究センター所長=が編集した「鎮魂と再生 東日本大震災・東北からの声100」(藤原書店)は、いわゆる「聞き書き」による震災記録集です。485頁。震災をさまざまな立場で経験した人々100人の言葉にまず耳を傾け、記録しています。聞き書きした筆者たちはいずれも東北に思いを抱く人たちであり、自分自身も何らかの形で震災を経験した人たちです。

 赤坂さんはこの作品について「ささやかなはじまりの石碑(いしぶみ)である」と述べ、やがて形成されるはずの「巨大な記憶のアーカイブの一部を成していくはずだ」と書いています。東日本大震災は歴史的な大災害であり、日本の社会のありようを大きく変えたといわれます。その通りだとは思いますが、ではどのように変わったのか、どのように変えていくべきなのかについて、日本の政治や経済の担い手たちの行動は必ずしも定まっていません。むしろ、震災という事実が示した重要な事柄をスルーし、自らの短期的な都合を優先するかのような動きにも見えます。

 震災を経て本当に大事にしなければならないのは何なのでしょう。それは赤坂さんとそのネットワークに連なる人たちが提案している「聞き書き」を通じて、明らかになることなのかもしれません。つまり、震災の経験に徹底して寄り添うことです。「亡くなった人たちは語ることができない」とも赤坂さんは書いています。だからこそ、生き残った人たちの思いをくみとり、心の奥底で感じる必要があります。その過程を意識的に求めない限り、他人の経験はどこまでいっても他人事。時間の経過とともに希薄になります。政治も経済も再構築されることはないでしょう。

 「聞き書き」という表現スタイルは、マスメディアの報道スタイルや、発信に重きを置くブログ、ツイッターなどのソーシャルメディアとはどう違うのでしょう。東日本大震災が起きた事実を介して「話し手」と「聞き手」の間に何をもたらしているのでしょうか。さらに「読み手」はどのような形で、その関係に参加していくことになるのでしょう。赤坂さんを中心としたプロジェクトは3年計画だそうです。今後のメディアのありようを考えるうえでも、重要なヒントを多数与えてくれています。

 編集協力にあたった出版社「荒蝦夷」の土方正志さんは「赤坂東北学の大きな柱」である「聞き書き」について、あとがきで以下のように書いています。

 「インタビューではない。聞き取り調査でもない。コメントが欲しいわけでもない。そして語り手の人生が透けるような聞き書きは短くては達成できない。私たちは400字詰め原稿用紙にしてひとり10枚の聞き書きを重ねてきた」

投稿者 yoyu : 11:40

2011年12月 6日

【ソーシャル, ブログあれこれ】

ブロゴス アワード 受賞は逃したけれど

award_photo.jpg インターネット大手のライブドアが主催する「BLOGOS AWARD(ブロゴス アワード) 2011」というイベントに参加しました。この1年(2011年1月-11月)でよく読まれたブログの書き手(ブロガー)を表彰し、ブログメディアの分野を育てていこうという、初めての試みです。受賞候補としてノミネートされたブロガーは31の個人と団体。河北新報社が東日本大震災から半年を迎えた9月11日を機に立ち上げた地域発のメッセージサイト「オピのおび ふらっと弁論部」も受賞候補としてノミネートされていました。「オピのおび」に参加してくれているブロガー20人の代理のつもりで出席しました。

  「BLOGOS AWARD 2011」の結果はこちら。写真は2011年12月5日、都内で開かれた表彰式。

 残念ながら受賞は逃しました。各賞の選定基準は、この1年間にどれだけ読まれたか-というものでした。「オピのおび」のように、秋口に参加したばかりの「新顔」としては、ノミネートされたことをブロガーさんとともにまず喜びたいと思います。

 負け惜しみではありません。以下、受賞式を見ながら考えたことを書いてみます。

 「オピのおび」に参加しているブロガーのみなさんは、それぞれの立場で「3.11」を見詰めています。「3.11」は日本の政治経済の仕組みや日本人の生き方自体を変える衝撃をもたらしました。その衝撃波はこれから数十年かけて広がるはずです。震災を直接体験した人々の視点は時に斬新で、新鮮です。重要でもあります。

 「オピのおび」のような地域発のメッセージサイトは、少なくとも東北各地に誕生すべきだし、地域に由来する新聞社が言論機関として「ネット社会」に参加するための入り口としてふさわしい。古いメディアの典型のように言われる新聞社が、地域のブロガーとともに、それぞれに得意技を生かす形で言論を構成していく過程そのものが新しい地域ジャーナリズムを生み出す可能性を秘めています。

 「BLOGOS AWARD 2011」には、全国的に有名な人気ブロガーやテレビでも知られている専門家、インターネット草創期から活躍している筋金入りの言論人などがノミネートされていました。受賞式にはブログの書き手として実績のある100人も招待されており、いずれも個性的で、エネルギーに満ちた人々でした。

 ブロガーのみなさんは、民主主義の重要性について熱く語ります。大賞を受けた「ちきりん」さんは、「匿名による言論」の意味について深く考え、自らがモデルとなるべく努力しているように見えました。既存のマスメディアに対する批判は全体として鋭いけれども、それに代わるメディアの形についても、一つに決めつけない多様なイメージが伝わってきます。

 表彰式の壇上で、ブロガー同士の主張がぶつかり、小さな火花が飛び交うなど、真剣そのもの。長いこと、新聞社のネット部門に携わり、自分でもブログの表現形式を幾つか実践している立場でも、この日のブロガーのみなさんの個性的で、とがったメッセージがいかに鮮明であるかに気付かされました。

【参考】 インターネット事業会社である株式会社ライブドア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:出澤剛 以下、ライブドア)は、株式会社 河北新報社(本社:宮城県仙台市 代表取締役社長:一力雅彦 以下、河北新報社)と株式会社ローカルメディアラボ(本社:佐賀県佐賀市 代表取締役社長:牛島清豪 以下、ローカルメディアラボ)の3社共同で、東日本大震災から半年となる2011年9月11日、東北から全国・世界に向けて多彩な意見を発信するオピニオンブログメディア「オピのおび ふらっと弁論部」をオープンしました。

「オピのおび ふらっと弁論部」とは「オピニオン(主張)の帯」の意味で、細い糸がより合って太い帯になり、東北から世界へと広がっていくように、願いを込めて名づけた地方発のオピニオンブログメディアです。地方発のオピニオンを集めたブログメディアとしては、今年4月にオープンした佐賀県に特化したオピニオンブログメディア「ばってんがサイト」に続く二つ目となります。(ライブドアのプレスリリースより)

投稿者 yoyu : 23:00

2011年2月 3日

【ソーシャル, ブログあれこれ】

地域&マルチメディア/米・ベイエリア ハイパーローカルの現場(11)

mission11.jpg ハイパーローカルメディアは主流メディアがカバーしきれなくなった地域に焦点を当てます。注目すべきは単に地域的なポイントだけではありません。おそらく、より重要なのは、主流メディアが気付かないか、もともと視野に入れていない地域課題を積極的に浮き彫りにしようとするメディアである点です。(写真はミッションローカルのペーパー版特集)

 主流メディアには主流メディアの事情や特性があります。ミッションローカルの場合も、地元紙であるサンフランシスコクロニクルのウェブサイト「SFゲート」と連携し、記事のハイパーリンクを設けています。主流メディアとの関係はまだまだ流動的な部分はありますが、よく見ると、相互に連携し、補い合う関係も浮かんできます。

 ハイパーローカルメディアと主流メディアを一面的な対立構図で理解する必要はありません。ただ、ベイエリアのハイパーローカルメディアが「ローカル」「マルチメディア」の旗を掲げて、地域と深くかかわっていく様子は取材者、編集者の仕事であると同時に、地域にかかわり住民の視点でものを考えようとする専門家、コーディネーターの振る舞い方でもあります。日本の地方新聞社がインターネット戦略を考える上でも、具体的なヒントを与えてくれるように思います。

 

大きな地図で見る
 昨年の夏、ミッションローカルは地元で開かれたコミュニティーイベントに参加しました。

 指導教授のリディア・チャベスさんは「とても有意義だったのは、ジェネラルホスピタルという、サンフランシスコで一番大きな病院の関係者が興味を持ってくれて、医学関連のプロジェクトを始められた点です。『処方箋』というコンテンツとして編集されています。専門家が栄養価に関する話を書き、化学肥料のこわさについて解説します。有機栽培のいちごを買うことがなぜ重要なのか、ヨーグルトに砂糖がどれだけ入っているかなど、考えさせられる話題が数多くあります」

 iPhoneとiPadのアプリの一つに「Mission Tour(ミッションツアー)」があります。サンフランシスコでも古い歴史を持つミッション地区をツアーできる有料アプリ(99セント)です。このアプリはモバイル・メディア・クラスの学生の協力を得て作成されました。サイトの運営経費を少しでも補てんするのが狙いです。

 アプリを作るためのコンテンツは、ミッションローカルの学生記者たちが一から作り上げたものです。売り上げはまだ少ないそうですが、自分たちが取材して得た知識や情報を専門家の協力を得ながらオンラインアプリとしてまとめること自体、デジタル時代のジャーナリストに必要な表現技法の一つになるのかもしれません。

ミッションローカル
Berkeley Graduate School of Journalism
オークランドローカル
「ハイパーローカルの現場 米加州ベイエリアから」

投稿者 yoyu : 13:46

2010年3月 4日

【ブログあれこれ, 新聞&ネット】

JANJANの休刊

 インターネット新聞「JANJAN」が3月31日で暫時休刊することになったそうです。「市民記者」の概念を具体化したメディアとして以前から注目してきました。広告収入の落ち込みが経営を直撃したようです。NPOとして運営されている事例としても気になっていただけにちょっと残念です。

 日本インターネット新聞の代表取締役社長、竹内謙さんは「休刊のお知らせ」の中で次のように書いています。

 「インターネット新聞『JANJAN』は、官情報頼り、上から目線、一方通行型の既成のマスコミに刺激を与えるため、ごく普通の市民が記者になってニュースを書くというインターネット時代にふさわしい市民メディアの創造に挑戦しましたが、このところマスコミ側も市民の投稿やブログとの連携を重視する傾向が顕著になってきました」

 「JANJAN」は一定の役割を終えたというのが竹内さんの総括のようです。既存のメディアの側が「ブログとの連携」などを重視するようになってきたのは確かですが、それがどの程度のものかといえば、まだまだ始まったばかりです。

 河北新報社も地域SNS「ふらっと」を運営し、地域のブロガーとの連携を進めつつあります。地域のブロガーさんを勝手に定義するとすれば、「地域に人一倍愛着を持ち、ネット系のツールを活用するマインドとスキルを有する人たち」です。彼ら彼女らが見たり、聞いたり、考えたりする事柄をSNSや多様な媒体に展開することから始めて、地域のありようをともに考えるネットワークになればいいのではないかと考えています。

 地域に基盤を持つ新聞社として、ブログやSNS、ツイッターなどのソーシャルメディアを活用しながら「ネット社会」における仕事領域をより充実させたいと考えています。「ソーシャルメディア」は、1対多のマスメディア構造ではなく、口コミや人から人への情報の流れを重視します。メディアが一層多様化する中で、既存メディアとしての立ち位置を決める上でも「ソーシャル」なセンスが求められる時代です。

 その意味でも早くからブログを活用し、「市民記者」を主役に据えた「JANJAN」の経験から学ぶところは大きいように思います。機会があればぜひ取材させていただきたいものです。

投稿者 yoyu : 14:35

2010年1月 4日

【ネット活用, ブログあれこれ】

地域発の情報発信と「Twitter革命」

P1020368.jpg 神田敏晶(かんだ・としあき)さんの「Twitter革命」(ソフトバンク新書)を読みました。神田さんはインターネット草創期からの人たちには「世界で一番小さな放送局」の主宰者、ビデオジャーナリストとして知られています。この著作では140文字以内でつづるミニブログともいわれる「Twitter(ツイッター)」の実践者としてのパワーをフル回転、初心者向けの丁寧な説明からビジネス利用のつぼに至るまで、重要なTwitter情報をたっぷり盛り込んでいます。

 多くのポイントがありますが、地域の情報化や地域メディアのありようについて、あれこれ試行錯誤している立場からは、ツイッターの「RT(リツイート)」機能がもたらす可能性についてあらためて考えさせられました。

 Twitterでは、他人のつぶやきをそのままの形で自分のつぶやきに引用することがあります。そうすることで、引用した内容を、一瞬のうちに自分のつぶやきを読んでいる人たち(フォロワー)に伝えることになります。以下、神田さんの文章を引用します。

 「もし、ツイッターに参加している人がそれぞれ100人のフォロワーを抱えるようになれば、あなたが発言した時点で読者は100人だが、フォロワーが全員RTすれば1万人、さらにそのフォロワーが全員RTすれば、あなたのツイートはこの時点で100万人に届くことになる」

 神田さんも触れていますが、ネットの世界では、一つの情報を多くの人に一斉に送信することは、特別の場合を除いて嫌がられます。著作権や引用される側の気持ちの問題も絡むので安易な引用は禁物です。

 これに対してTwitterの場合は、発信できる情報が140文字以内に限定されるので全文引用のようなトラブルは起きにくいでしょう。フォローする、しないは自由というTwitter独特の文化もあります。緩やかな関係を尊重しつつ、いい情報をどれだけつぶやけるかがTwitterへの参加のポイントです。

 「RT」に関する神田さんの分析を読んでいるうちに、昨年から内部で議論している「市民Twitterチーム」的なネットワークを具体化する必要を感じました。Twitterを地域発の情報発信のデザインの中に組み込み、特に「RT」機能を意識しながら地域発の情報発信の手段に育てることができれば、地方新聞社の取材ネットワークとも異なるコミュニケーション環境が実現するはずです。

投稿者 yoyu : 15:12

2009年11月29日

【ネット活用, ブログあれこれ】

地域ブロガーの存在感

 最近、宮城県大崎市でカンガルーと見られる動物が目撃されているというニュースが話題を集めました。「カ、カンガルー生息?! 大崎・岩出山のミステリー」という見出しで2009年11月26日付の河北新報社会面で報道しました。ポータルサイト「ヤフー」の「トピックス」に取り上げられたため、より多くの人々の知るところなりました。それだけなら新聞記事とネットの、ごく普通の関係にすぎないのですが、実はこの話題は、河北新報社の地域SNS「ふらっと」で地域情報を発信している「みやぎ県北ブロガー」の一人が11月24日付で書いていたのです。プロの記者よりも2日も前に。「みやぎ県北を元気に ブロガー発信」

 ヤフーの「トピックス」でも、河北新報の社会面に掲載された記事の下に、このブロガーのブログの見出しが関連情報として引用されました。情報発信の日付が若い方が関連情報として扱われるという、情報発信の後先の点ではやや異例ながら、プロの記者の仕事と、情報発信に意欲的な地域のブロガーの情報発信の関係を考えさせられる事例となりました。

 プロの記者と地域のブロガーでは、情報に対する接し方が基本的に異なります。単純に比較することは本来、禁じ手中の禁じ手です。それでも指摘しなければならないのは、ニュースを速報する訓練を受けていないはずのブロガーが、プロの記者よりも早く情報を発信できたという点です。

 従来、地域の人々はプロの記者の取材相手でした。情報の端緒を提供してくれる場合も数多くありました。そうした市井の人々がブログやTwitter(ツイッター)など、簡単に使えるネット系の情報発信手段を手にしてしまった以上、地域に暮らし、深く通じているブロガーの情報発信が速いのは当然の姿です。単なる後先の問題だけではありません。世の中の事象を見詰める目、判断力、表現力などの点で、プロの記者が学ぶべきは地域にあることを、あらためて認識しなければなりません。

 地域SNS「ふらっと」の構想段階で立てた仮説が幾つかあります、その一つが、「ネット社会」の地方新聞社の仕事の可能性を広げる上で、地域のブロガーさんとのチャンネルづくり、協働の場面作りが有効だ-というものでした。プロの記者以上に早耳で、専門的な知識があり、目のつけどころも斬新な人々が地域には数え切れないほどに存在します。そうした人々とプロの記者がネットワークを組み、地域の魅力や可能性を伝えたり、地域の諸課題をともに考えたりする場を設定できないか。その場合、プロの記者はブロガーさんを軸とした地域との協業を念頭に置くコーディネーターのような役割を期待されるでしょう。

 地方新聞社と地域のブロガーのネットワークを基盤にして、ネットの可能性や問題点を再評価する必要があります。たとえばヤフーのようなポータルサイトの力を、地方新聞社と地域のブロガーとのネットワークに効果的に結びつけることができるとしたら、一体、どんな事態が生じるでしょうか。

 ネットポータルが日本の社会に登場してまだ10年余。ここ3、4年の間、地域にはマスメディアが想定もしなかったパーソナルな情報発信の形が生まれ、ネットツールの生成とともに、日々、変化しつつあります。地域メディアのありようを左右する重要なポイントが含まれていると言っても過言ではありません。

投稿者 yoyu : 00:32

2009年10月21日

【ブログあれこれ】

SNS「ふらっと」のトップページが変わりました。

new_flat01.jpg  河北新報社が運営している地域SNS「ふらっと」のトップページをリニューアルしました。どうでしょうか。ぜひ一度おいでください。
http://flat.kahoku.co.jp/index/

 「ふらっと」がスタートしたのは2007年4月17日です。あれから2年半。編集室のメンバーたちにとっては試行錯誤の連続だったはずです。仙台・宮城・東北に関心や愛着を抱くネットユーザーのみなさんのおかげでここまでこぎつけることができました。

 入れ物を一度作ると、何となく安心してしまいがちです。その中に入れるコンテンツこそ命。新聞社が運営するニュースサイトはほとんどすべてが自前のコンテンツですが、SNSは参加する皆さんの情報発信やコミュニケーションによって成り立っています。

 先日、「ふらっと」編集室に4月から参加しているスタッフが地方新聞社SNSの先進社である佐賀新聞を訪問しました。先進社ならではの運営の秘密に接し、勉強になったようです。この場を借りて佐賀新聞社のみなさんに感謝申し上げます。

  以下、トップリニューアルに際しての編集室からのお知らせを引用します。新しい「ふらっと」をよろしくお願いします。
 
 地域情報を発信する「みやぎ街角ブロガー」「みやぎ県北ブロガー」の新着投稿が地図付きで見られ、把握しやすくなりました。ブログやコミュニティーのトピックス、アルバムの新着情報、ブログランキングなどもトップページに配置。よりエントリーの動きが見えるサイトに生まれ変わりました。 関心のあるコミュニティーを探す検索機能もトップページから利用できるようにしました。

 「日替わり ブログコレクション」という新たなコンテンツも同時にスタートしました。地域で活躍するさまざまな分野の方々によるブログが楽しめます。月曜「映画」、火曜「和」、水曜「スローライフ」、木曜「そばと民芸」、金曜「地域と若者」、土曜「イラストレーション」と、曜日ごとに魅力ある内容が更新。あなたの好きな曜日が、きっと見つかるはずです♪
 書き手の皆さんの紹介ページはこちら↓
 http://flat.kahoku.co.jp/sub/blog-collection/index.htm

投稿者 yoyu : 22:30

2009年9月 1日

【すみません。PRです。, ブログあれこれ】

生活文化部長のブログ

 河北新報社の編集局に生活文化部というセクションがあります。このセクションの寺島英弥部長(編集局次長)が地域SNS「ふらっと」でブログを始めました。「Cafe Vita(カフェ・ヴィータ)」というブログです。

 「"Vita"(ヴィータ)は、イタリア語で"生活"。ちなみにマストロヤンニの映画「甘い生活」は、"La Dolce Vita"でした。なぜイタリア語かというと、たまたま筆者はイタリアンが好みなのと、語呂がいい・・との理由からです。大事な言葉は"生活"。わたしたちの人生、社会、歴史もすべて、日々のささやかな生活に始まります」

 河北新報の人気コラムの一つに「デスク日誌」があります。いろいろな仕事に携わっているデスクさんたちが書いています。仕事との距離感はさまざまながら「新聞社で働く人たちの素顔が見えるようだ」との評価を得ています。寺島部長の「Cafe Vita」は「デスク日誌」のネット版といってもいいでしょう。

 以前、生活文化部は「学芸部」と名付けられていました。文字通り生活や暮らし全般について、幅広く、かつ深い関心を持つ記者たちが所属しています。いわゆる報道、ニュースとは一味違う仕事ぶりをお楽しみください。生活文化部の記者たちの記事はニュースサイト「コルネット」でも楽しめます。「生誕100年 それぞれの太宰治」「不安社会~雇用問題を語ろう」などです。 

 寺島部長のブログの意味について「ふらっと」を運営する立場で説明すると、新聞社の業務について担当者があれこれ分かりやすく語り、インターネット利用者と新聞社の間に新しいチャンネルを作る、ということになります。新聞社の仕事の現場は編集、営業、管理などに分かれ、実に多彩です。インターネット利用者のみなさんに新聞社のいろいろな現場での仕事ぶりを少しでも分かってもらえればと考えています。

 当ブログと合わせて「かほくブログ」のくくりを新設しました。社内各現場からの参加を募っています。

投稿者 yoyu : 15:42

2009年7月28日

【すみません。PRです。, ブログあれこれ】

書店員さんのブログ

 河北新報社が運営しているブックサイトの名称を「本屋さんの空気」といいます。地域SNS「ふらっと」と連携させています。姉妹サイトといっていいでしょう。世の中、とかくデジタル一辺倒になりがちなので、アナログへのこだわりをあえて表現しているつもりです。ネットで本を探し、購入するのも便利だけれど、身近な書店に足を運んで、書籍をながめ手に取れば、きっといい時間が過ごせるはずです。そんな思いをこめたサイトです。

 ぜひ「本屋さんの空気」にお出かけください。まだまだ改善、拡充の必要はありますが、書籍や書店に関する手作りの情報と更新頻度の点で、ちょっとは自慢できるかもしれません。

 特に仙台市内の3つの書店で働く3人の書店員さんのブログが出色です。「のんちゃんの本屋うちそと」「さるみみ堂」「私は本になりたい」。どのブログからも本好きのオーラのようなものが伝わってきます。

 何よりも自分の仕事との「親密な関係」がうかがえるのが興味深い。3人とも個性的で型にはまらない書き手です。予想できないような筋の運び。言葉の使い方やニュアンスにも人柄がにじみ出ています。言いたいことがはっきりしています。新聞社で仕事をしながら、約束事の多い文章を書いたり読んだりしてきた身にとっては、驚かされることの多いブロガーさんたちなのであります。

投稿者 yoyu : 11:43

2009年3月19日

【ブログあれこれ, 新聞&ネット】

画面認証に協力を

 河北新報社は、悪質な妨害行為からサイト利用者を守るため、地域SNS「ふらっと」に画面認証の仕組みを導入しました。「ふらっと」内のブログやコミュニティーでコメントしたり、メールを送信したりする場合、投稿用の画面に表示される数字(画像)と同じものを入力しないと投稿できないようにしたのです。「ふらっと」を利用するみなさんの負担が増えました。サイト全体を守るために何とかご理解をいただきたいと思っています。

 それでは片付かない問題も残っています。画像を見てそこに表示される数字や記号を入力する方法は、ごく一般的に見られる仕掛けですが、目の不自由な人には利用できないことを意味します。どんな環境にある人でもストレスなく利用できるサイトとはいえません。SNSはただでさえ複雑な仕組みなので、目の不自由な人が利用するには多くの点で改善を要します。ましてや画像を目で確認しないと利用できないというのは何をか言わんやです。

 河北新報社のニュースサイト「コルネット」の運営にあたっては「聞くかほく」と名づけたサービスを用意し、目の不自由なみなさんが音声読み上げソフトでニュースを利用できるようにしています。東北の主なニュースを毎日40本から50本。社説、河北春秋、河北抄も提供しています。ニュースサイトの作り方もなるべく使いやすいものにしたいと考えていますが、一つの手段ではおのずと限界があります。「聞くかほく」はそんなことを意識しながら、初期の段階で用意しました。

 「ふらっと」に画面認証機能を取り入れたのは、特別なプログラムを使って外部から侵入し、ルール違反の利用によって多くのみなさんが被害を受けたことがきっかけでした。技術的な側面やサイト運営の実情などについて種々、検討した結果、いわば次善の策として導入を決めたのです。

 「ふらっと」のようなSNSを狙った妨害工作が世界中で広がっています。他人の迷惑を考えず、低劣な悪さをするごく一部の人のためにここまでやらなければならないかと思うと情けなくなります。しかも、ここまでやっても、論理的には完全に大丈夫とはいえないのだから困ったものです。

投稿者 yoyu : 17:04

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