仙台市八乙女中2年生が職場体験

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 仙台市八乙女中(泉区)2年生4人が11月12、13日、青葉区の河北新報社に職場体験に訪れた。報道部や写真部などで現場の記者の話を聞いたりインタビュー取材に挑戦したりして、新聞社の仕事を体感した。

  報道部は現場に足を運んで取材し、記事を書く部署だ。高木大毅記者(27)に仕事のやりがいを聞くと、「自分の書いた記事が役に立った時にやりがいを感じる」と誇らしげに語った。

 記者は全員本社で働いているわけではない。宮城県庁や県警本部などの担当記者は、県庁や県警本部内の記者クラブに通って取材するという。新聞社はさまざまな人がいろいろな場所で仕事をしていると感じた。

(大崎 陽向)

 写真部はプロカメラマンの集まりで、スポーツや災害の現場などあらゆる場所で紙面を飾る写真を撮る。スポーツならプロ野球1試合で約2000枚の写真を撮り、掲載されるのはたった1~2枚だそうだ。

 写真記者は集中力が大事な上、ピントや明るさ、シャッタースピードの調節など高い技術が求められる。写真部の及川圭一次長(59)によると、取材にはカメラを2台持って行く。望遠レンズや画像データを送信するパソコンなど必要な機材は20㌔に及ぶといい、とても驚いた。

(高木 凜)

 デジタル推進室は毎日の記事をインターンネットで配信するほか、過去年分の新聞記事をデジタルデータで保存するデータベースをつくる役割もある。

 新聞の写真は以前はフィルムカメラで撮影しており、掲載した写真は現物を保存している。保管されていた芸能人の写真の中から、20代の草彅剛さんの写真を見せられた。

 122年前の創刊当時の河北新報を見学し、昔と今の新聞の違いや共通点を見つけることができた。共通点として、今も昔も新聞社の収入につながる広告があるということに気付いた。普段は入れない場所に入ることができ、楽しかった。

(新田 鳳介)

 模擬インタビューでは、防災・教育室の丹野綾子記者(44)に話を聞いた。「仕事のやりがいを感じる時は?」と質問すると、「自分の記事が誰かの役に立った時、記者になってよかったと感じる」と話した。

 181136202yaotome_20191113142951.jpg苦労を聞くと、「自分が書いた記事が取材相手を傷つけたり、悲しませたりしてしまったこと」という答えが返ってきた。インタビューを通して記者のやりがいと苦労が分かり、とても面白い仕事だと感じた。

(赤間 凌麻)